バンクーバーマラソンツアーレポート2013

バンクーバーマラソン・大会＆マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート

■2013年5月5日（日）大会開催　（快晴・最高23℃/最低14℃）

■走る添乗員® 参加種目：フル

■記録：3時間19分02秒

今年で5回目のバンクーバーマラソンとなりますが例年にはない暖かさに驚きました。
バンクーバーマラソンでスタート前の待ち時間がこれほどリラックスできたことは初めてかもしれません。
元々記録を狙えるコースではないので、景色を楽しみながら走るファンランナーにとっては20℃前後位が丁度良い
のかもしれません。
フルマラソン参加の選手は昨年より減少して4,000名程。メジャー大会並みにコーラルが4つ設けられウェーブスタート
となりました。目標タイム順に整列して一斉スタートでも大丈夫な印象ですが公園内の車道が若干狭い事とスタート
直後が上り坂でその後左折するため、より選手の安全面を考えてのことでしょう。
後方整列の選手からは意見が出るかもしれませんが10分以内にライン通過できた様ですので問題ないと思います。
今回の私の目標はパリ失速後からあまり走れていないことと、2週後に控える大会があるためペース走の実践練習
(4:45/km=3時間20分)といたしました。　昨年は序盤からペースを上げてハーフ通過直後の上りでペースを落として
しまった記憶が鮮明に残っていましたので、目標ペースより早くならないことと上りでも心拍数が極力上がらない様に
意識しました。序盤の大きなポイントは8km手前から4.5km程続く長い上りです。傾斜のきつい箇所は1km少しですが
ここで脚を使うと23km辺りから続く小刻みなアップダウンでペースが落ちてしまいますので注意です。今回はその
きつい坂の頂上でツアー応援団が声援をしてくれましたので、その後もリラックスでき前半高低差が大きい分通過タイム
は若干遅めとなりましたがほぼ予定通りに走ることができました。(ハーフ通過1時間38分位/計測ラバーは21kmに設置)
前半を少し抑えすぎた感もあり昨年と比較するとかなり脚に余裕があります。
ハーフ以降は周りの選手に追い越されたりペースダウンしているランナーをパスしたりと27km程まで落ち着かないレース
でしたが、後半の山場であるバラードブリッジ手前では周りの選手もかなり減りましたので自分のペースで橋を駆け
上がることができました。橋の下りを利用してややペースを上げて前を行くランナーを一人また一人とパスしていきます。
賑やかなイングリシュベイを通過しいよいよスタンレーパークの湾沿いの遊歩道に入ってきました。
終盤に入りきつくなる所ですがきれいな景色でリフレッシュできるポイントでもあります。残り10kmを切る頃に以前痛めた
左ハムに違和感が出たため走り方を微妙に変化させて様子を見ながら走ります。
途中競り合って並走してくるローカルランナーで暫く走りずらい時間が続きましたが、38kmで姿が消え再びリラックスした
ペースでフィニッシュを目指します。前半楽に走った分後半はペースを上げることもできましたが次のレースのために
少しだけ余裕を残しながらペースを維持しました。結局28km以降は一人も抜かれることなくイメージ通りに最後まで
気持ち良く走れました。さすがにフィニッシュゲートに続く最後の緩い上り坂は余裕がなくなりましたが…　
次のレースへ向けてとても良い練習となりました。
バンクーバーマラソンはフルの参加人数を5,000名に制限しているためスタート直後を除けば混雑がなく自分のペース
で走れる大会です。前半のアップダウン、ハーフ過ぎも小刻みな上り坂がありコース的には若干タフではありますが
多くの新緑や景色の美しさが気持ちをリラックスさせてくれます。
今年の様に気温が上がっても木陰ではひんやりした空気が心地良く、ダラダラと汗をかく様なことはありませんので
ファンランナーのみなさんには特におすすめな大会と言えるでしょう。
ぜひ来年のゴールデンウィークはバンクーバーマラソンにご参加してみませんか？

走る添乗員® のマラソンツアーレポート

■2013年バンクーバーマラソンツアーレポート

■日程：5/3（金）発 5・6・7日間

■発着地：東京・大阪

例年は木曜日出発でツアーを設定しておりますが今回は連休の並びも考慮して金曜日出発の5・6・7日間コースで
募集し、各地からご夫妻ご家族の方を中心に大勢ご参加をいただきました。
成田空港でみなさん合流しエアカナダの直行便でバンクーバーへ出発いたしました。
天気予報の通りバンクーバー到着時のお天気は晴れて観光日和です。
入国審査の混雑もなく予定通りの午前10時前には空港を出発して観光スポットとなっているガスタウン、中華街を経由
してスタンレーパークへ向かいました。
昨年より気温が高く日向では若干暑さも感じる位ですが風はひんやりとしてとても爽やかで気持ちの良い朝です。
続いて人気スポットのグランビルアイランドに向かい少し散策をした後にレストランでランチといたしました。
午後はクィーンエリザベスパークを散歩した後、コースの下見へと出発。
昨年より大幅にコースが変更されアップダウンの多いタフなコースですが、景色が素晴らしく30kmまで余裕を残して
走れることができれば楽しめると思います。
序盤の大きなポイントでもある長い登り坂は車内から遠目に見ても大変さが伝わってきます。コース下見の終盤は
暖かい車内でお昼寝タイムの様になりましたが、みなさん概ねイメージは掴めた様でした。
エキスポ会場でゼッケンを受け取りホテルチェックイン。　長いツアーの初日がようやく終了となりました。
2日目土曜日朝の調整ランは選手の方全員ご参加いただきゆっくりとスタンレーパークまで走りに行きました。
公園内のヨットハーバーではアライグマがたまに出没しますが今年はめでたくお目にかかれました。
犬かきをしながら泳ぐ姿がとても愛くるしいです。この日も晴天で昨日より気温も若干上がり初夏の様な気持ち良い
青空の下、みなさん楽しい一日を過ごすことができた様です。
今年は本当に天気に恵まれ大会当日も晴天です。会場となるクィーンエリザベスパークの新緑がとても眩しいです。
一時間前にスタートするハーフの選手で会場はすでにかなりの熱気です。昨年より気温が10℃近く高く、整列までの
時間もリラックスして過ごすことができました。いつもの通りカナダタイムで予定の７時を少し過ぎてハーフの選手が
スタートしていきました。今回のご参加者は全員フルのためハーフの選手を見送った後、ゆっくりストレッチとアップを
行い各自のコーラルへ移動整列しました。
フルは4,000名程でハーフ参加者の半数以下でしたが4回のウェーブスタートで混雑なくスタートできた様です。
午前8時ですでに日射しは強く20℃弱はあったように思われます。若干レース中の暑さの不安もありましたが、選手の
みなさんはツアー応援団に見送られ元気にコースへと駆け出して行きました。
今回は10kmと30km地点でも声援をしていただき選手みなさんにはとても力になったと思います。
応援していただいたみなさん本当にありがとうございました。
心配していた暑さも気温はさほど上がらず、随所にある木陰ではひんやりしていて気持ち良く走ることができました。
一足先に戻った私はフィニッシュ会場内のツアーテントでみなさんのお帰りをお待ちしました。
今年は大会を盛り上げるストリートフェスティバルが開催され、テント前では様々なパフォーマンスも行われて応援の方
も楽しまれたと思います。選手の方がスタート4時間後辺りから続々とツアーテントへ戻って来られました。
目標タイム通りの走りができなかった方もいらっしゃいましたが元気に全員完走となりました。
みなさんからは前半のアップダウンがきつかったけど景色がとてもきれいでたっぷり楽しめたとのご報告。
今回は予想タイムより早く完走される方もいた様に、バンクーバーは気温の低い寒いレースより今年の様にやや気温
が高めでも木陰となる所も多く、また湿度が低いので走りやすいのかもしれません。
夜の交流夕食会は毎年好評いただいておりますチャイニーズシーフードでお腹一杯美味しくいただきながら、
次に行ってみたい海外マラソンのお話しなどで楽しい夜を過ごしました。
月曜日も最高の観光日和となり、みなさんヴィクトリアや北バンクーバーの観光を楽しまれました。
もう一日滞在された7日間の方を最後にみなさん元気に帰国いたしました。
今年は本当にお天気に恵まれてマラソンと観光を満喫できたことと思います。
来年も晴天続きとなることを期待しつつ早めに2014バンクーバーマラソンツアーの企画準備に入るつもりです。
募集開始は11月頃の見込みですがご参加希望の方はお早めにご連絡ください。
初フル、初海外マラソンでもご出発前のご相談から走る添乗員がしっかりお世話いたします。