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宮古島100kmワイドーマラソン・大会&ツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2013年1月13日(日) 大会開催 (曇り後、雨・気温23℃/18℃)
■走る添乗員® の記録:参加なし

23回大会は種目が増えたこともあり過去最高のエントリー数となりました。
100km
の部門も昨年より2割以上選手が増えてスタート会場は例年より賑やかな印象です。
当日は雨予報でしたが幸いにも午後2時頃までは曇り一時晴れのお天気で良いコンディションとなりました。
宮古の大会で風はつきものですが南東の風から北西の風に変わる予報はほぼ例年通りです。
前半の池間島(39km)までは概ね全選手追い風となり良いペースで走れたことと思います。

毎年この地点で当社もエイドステーションを設置して応援しておりますが、いつもより早いペースで選手が次々と
通過していきます。池間島を周回して再び渡る池間大橋の上り辺りからペースを落としはじめるランナーが多く
見られます。前半の40kmを予定より早く走ってしまったウルトラビギナーの方にとっては長く辛い橋であったこと

でしょう。 50kmのレストステーションには着換えのできるテント、給食となるパン、バナナ、おしるこや湯し豆腐など
がありますのでリフレッシュして再スタートできる万全のサポート体制です。 レース前半は天気に恵まれたことも
ありシューズの交換も不要で早いランナーにとってはタイムの短縮もできたかもしれません。
100km
スタートの6時間後(午前11時)に50kmの部がスタートして勢いよく100km選手を抜いていきます。
ワイドーマラソンは後半にアップダウンが多く風の影響を受けるのでリピーターのランナーは後半勝負の作戦です。
広い宮古島を一周廻りますので同じ地点でも走る時間帯により風向きや降雨があったり運不運もあります。
2関門となる東平安崎付近でリタイアする選手が多いのは単に関門時間に間に合わないという理由だけでなく
気象変化による体調不良(主に内臓)や精神的ダメージによるものも多いです。

午後3時頃からみるみる天気は悪くなり風雨は一時台風並みに。 フィニッシュ会場のテントが二つ三つ壊れてしまう
程で、私はツアーテントで選手の帰りを待っておりましたがテントを押さえつつ身の危険まで感じました。
完走タイム11時間位より早くフィニッシュされた選手はこの凄まじい風雨をフィニッシュ数キロ手前で受けたはず
ですが残りの距離も少なくなっていたので気持ちを強く持って走れた様ですが、第2関門から15km手前辺りで
この強烈なパンチを食らった多くの選手は心が折れてリタイアしてしまった方も多い様です。

制限14時間後となる午後7時前に何とか戻って完走された選手、どこにそんな力が残っていたのか元気良く
フィニッシュゲートを駆け抜ける選手も…

選手だけでなく応援された家族やお仲間にとっても長い長い一日が終わりました。
厳しい洗礼はあったものの気温が上がらなかったため完走率はもう少し良いと思っておりましたが、100kmの部門
は過去最低に近い65.8%。 午前930分に最高気温の24℃近くまで上がったものの午後3時過ぎには18℃まで
気温は下がりリピーター選手の中には走りやすかったという方もいらっしゃいました。
今回の大会で県外も含め100km部門が大幅に増えましたが昨今のマラソンブームの影響で初ウルトラやビギナー
選手が多く含まれていたかもしれません。 フルを完走したら次はトレイル、そして次はウルトラなど…ある程度
極めてから「新たな挑戦」と思うのは古い考え方でしょうか? 

しっかり完走できる準備を整えて参戦していただければ良いのですが… 
この数年マナーを持ち合わせない人を見かけることが多くなり、ランナー人口が増えて良いことばかりでないと
感じております。 レース中苦しいのは当たり前でマラソンは自分が好きでやっていること。
選手を支えてくれる運営スタッフやボランティアだけでなく、特に沿道の応援者に対してや私設エイドでは感謝の
気持ちを表せる位の余裕を持って走って欲しいものです。

宮古島ワイドーマラソンは決して派手な演出や沿道の応援が多いわけではありませんが、島の方たちの温かい
ワイドーの応援と自然が楽しめるリピーターの多い大会です。

走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2013年宮古島100kmワイドーマラソンツアーレポート
■日程:1/11日発 4日間、 1/12発 3日間・4日間
■発着地:東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、那覇、他全国各地

今年も全国からリピーターのみなさんや初参加の方も大勢ご参加いただき例年通り100名を超えるツアーとなりました。
ツアーで設定しているコースは金曜日出発4日間、土曜日出発34日間となりますが圧倒的に3日間コースのご参加が
多いです。 宮古空港からご宿泊いただくブリーズベイマリーナへはホテルの送迎サービスもございますが、土曜日は
ご到着人数が多かったため走る添乗員® がツアーバスで宮古空港までお迎えに行きました。

空港出発後、ゼッケン受取り会場の上野体育館へお送りしてその後ホテルへご案内いたしました。
お天気は曇り時々雨の予報でしたが時折陽射しもあり風はやや強かったものの結局雨は降りませんでした。
大会当日の天気は雨時々曇りで風が強くなる予報ですが、宮古島と言えば""。 
今年は味方にできた選手は多くなかった様ですが、フィニッシュされたみなさんは笑顔も多く見られました。

午後3時過ぎからの暴風雨には遭難しそうな位の恐怖を感じてリタイヤした選手もいた様ですが、笑うしかないと開き
直って走り切った選手も多くいた様です。 やはりワイドーマラソンのリピーターは強者です。

暴風雨で会場のテントがつぶれた時には無事に大会が終了するか不安もありましたが、少しづつ雨も弱まり何とか
14時間のレースが終了いたしました。

レース後のワイドーパーティーでは食事やお酒が振舞われ各地から参加の選手が楽しく交流いたします。
しかしながら100kmを完走された選手には部屋から出る気力も体力も残っていない方も…
今年の完走率が低かったのは初ウルトラとなる選手の割合が多かったのかもしれませんし、過酷なレース状況と
いうよりは勇気あるリタイヤが意外に多かったからなのかもしれません。 
いずれにしても大きな事故がなくて良かったと思います。 ツアーご参加の中にも完走できなかった方はいらっしゃい
ましたがきっとまた宮古に戻りリベンジしてくれるものと思います。
昨年に引き続き大会翌日の月曜日は晴天となり、再びの島内観光となった選手のみなさんは楽しまれたことでしょう。

関東地方では数年振りの大雪でフライトが大幅に乱れ、那覇や東京で延泊を余儀なくされた方もいらっしゃいました。
本当にお疲れさまでした。

来年こそはお天気に恵まれますように…

■2013宮古島100kmワイドマラソンツアーフォトメモリー
ご宿泊は大会会場の隣りに建つ便利なホテル   ホテルロビーにツアーデスクを設置してご案内
会場となるドイツ文化村で100kmの最終登録   スタート1時間前ではまだラックの荷物もまばら  会場にツアーテントを設置してドリンク等ご提供
ホテルから近いため15分頃前から続々と整列   午前5時00分 いよいよ100kmのスタート      湿度やや高めながら風もあり良いコンディション
記念写真撮影の時間にご集合いただいたみなさんで(100km参加の選手)
毎年池間島の入口でエイドステ−ションを設置 後半へ向けて一服、選手を送り出します      今年はコンディション良く皆さん早めのご到着
まだまだ余裕あり!? 最後までリラックスして     今年はどなたも笑顔が見られほっとします    午後の天気が心配ですがあせらずマイペースで
中間地点のレストステーション(50kmスタート)  フルーツ、おにぎり、パンなど食べ物が沢山    午前11時00分 50kmの選手が勢い良くスタート
50kmは100kmレースの後半を一緒に走ります  50km走った選手はマイペースで淡々と通過    100km選手にとって辛いポイントですが笑顔も
午後3時過ぎに21kmの選手が戻ってきます    天気が崩れる前に100kmのトップ選手がゴール  午後2時から雨が降ったり止んだりの天気
午後3時には突然の豪雨と強風でテントも…   東平安崎で豪雨に見舞われた選手は身の危険も… 全身ずぶ濡れで走るも完走後は笑顔
今日は笑うしかありません              何回も参加してますがこれ程の雨は初めて   後半涼しくなって絶好調 満足のレース
コースは厳しく天気にも参りましたが完走イェイ  今年も無事に完走できました また来年       今年は大変でしたが完走できて最高!
大会の夜は表彰式と交流パーティーが開催    100km走った後とは思えない元気さです      ビール、地元料理をたくさん用意しておもてなし
各地から参加の選手が泡盛を片手に楽しく交流 唄・演奏に合わせほろ酔い気分で踊りましょう   抽選会では当社から来年のツアーをご招待
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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