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ウィーンシティマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2014年4月13日(日) 大会開催 (曇り時々雨・最高18℃/最低9℃)
■走る添乗員® 参加種目:フル
■記録:3時間27分55秒
初レースのウィーンマラソンは厳しいレースとなりました。
数年前に参加したパリ、ボストン以来の2週連続の参戦で、3月のソウル国際からは5週で3本目となるため
記録は当然狙わずのレースです。
パリでは記録狙いをトライしたものの、後半膝痛・腰痛もあって不満足な結果。
今回は自身のコンディションが良くない状態でもありスタート後の調子で目標タイムを設定することにしました。
午前9時、普段のマラソン大会とは違う雰囲気の中、ワルツの音楽に乗ってスタート。
ドナウ川からの涼しい風を受けながら4万人のランナーが長い橋を渡っていきます。
ハーフとリレーマラソンも同時スタートとなりますため、暫くは混雑もありましたがウェーブスタートということもあり
ストレスを感じるほどではありませんでした。
しかしながらフルマラソンの選手にとっては、周囲の別種目の速さに惑わされて自分のペースが分かりずらかった
方もいた様です。 5kmをほぼいつものペースで22分28秒で通過となりましたが序盤から脚の重さと若干の
膝痛を感じたため直ぐにペースを落としました。 その後は4分45秒/kmペースを守ることに専念しました。
緑が綺麗な公園周辺の直線は僅かな上り下りがあってとても走りやすいです。
コース途中にはメジャーマラソン同等以上の多くの応援アーチがあり、また設営されたステージで選手を
盛り上げてくれます。 10km程走ると旧市街を囲むリング通りに入っていきます。
ここでハートフルマラソンツアー応援団からのうれしい声援をいただきました。
コースはオペラ座を過ぎた辺りで世界遺産シェーンブルーン宮殿へ向かい南下します。
1時間過ぎた頃より時折小雨がぱらつき予想に反して涼しい気温となっていきました。
所々にあるトラムのレールが気になりますが極力無駄な動きをしないで走路を確保。 
再び王宮まで戻りハーフ地点の通過が1時間38分22秒。 普段であれば3時間20分を切るフィニッシュタイム
となりますが、今回はすでにペース維持がきつくなってきました。
ハーフ選手が続々と王宮へフィニッシュしていきコース上は一瞬にして空いて走りやすくなりました。
26km地点で待っていただいている応援団を励みに落ちかけているペースを再び上げながら頑張ります。
リング通りから再び運河沿いを東へと向かう道は走りやすいものの、雨天のせいか応援がやや少なく動かない
脚に気持ちが切れそうになります。 しかし懸命に走り続けると遠くにツアー応援団の日の丸が見えてきました。
ここでの応援は本当に力になりました。 
そのおかげで25kmからの5kmラップは何とか24分で持ちこたえ、いよいよ正念場となるプラターの長い直線へ
と入っていきました。 折り返してくる速いランナーに刺激をもらいながら気持ちを強く持って走ろうと思いますが
33km地点を折り返した後はペースダウンする一方で後方から来るランナーに次から次へと抜かれました。
つらい長い直線の往復が終わり再び前半に走った運河沿いコースに戻る頃から膝痛は限界の状態で立ち止まる
以外に方法はありませんでした。 記録の狙いやすいであろうコースは次回のためにしっかり下見できましたが、
その後も止まってはジョグの繰り返し。 最悪の30分オーバーだけは免れましたが辛いレースとなりました。
レース中にパリを回避してウィーンでの記録狙いが良かったのではと思うことも度々ありました。
来年の開催はパリマラソンと重なり目標レースとするかは未定ですが、ソウル国際やミュンヘン同様に記録更新
が狙える海外マラソンの一つだと思います。
走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2014年ウィーンシティマラソンツアーレポート
■日程:4/11(金)発 6日間
■発着地:東京、福岡他
今年新企画のウィーンマラソンツアーはハートフルマラソンツアー10年来の常連様から、今年より
ご参加いただいている方まで全員がリピーター参加での実施となりました。
成田空港ご集合の際には久しぶりの再会に話も弾み、和気あいあいのまさしくアットホームな
雰囲気でウィーンへ向けて出発をいたしました。
直行便でも12時間弱のフライトは多少疲労も残るところですが、ホテルには夕刻前にチェックインする
ことができますので大会前々日の到着でもコンディショニングには問題ないと思います。
到着時の天気は曇りではありましたがその後時折陽射しもあり、日中は気温が20℃程まで上がる
暖かな一日となりました。
翌朝ご希望の方たちでフィニッシュ会場となる王宮周辺まで下見を兼ねて調整ランを行いました。
宿泊ホテルはステファン寺院近くの観光地の正に中心で、レース終了後も歩いて帰ることができる
とても便利な立地です。
この日は午前中にEXPO会場でゼッケンの受け取りと、スタートならびにフィニッシュ会場の下見をし
午後はフリータイムとして各自にて周辺の観光や散策をされて楽しまれました。
朝から晴れて気温は20℃を超える初夏の陽気に若干明日のレースに不安がよぎります。
時差の影響でヨーロッパのマラソン大会では早めに就寝できて、また早めに自然と目が覚めますので
北米の大会より体調は整えやすいと思います。
いよいよ大会当日の朝です。今回は海外マラソン経験十分な参加者のみなさんですからホテルを出発
する時でも緊張感はさほどない様子です。
晴れ時々雨の天気予報で暑いレースを覚悟しながらU-Bahnで会場へ向かいました。
会場には若干早い到着となりましたが、スタート整列場所近くのホテルにて待機させてもらえるか
お願いしてみたら快諾。 寒さを気にすることなくロビーで寛ぐことができてとても助かりました。
(チャーミングなフロントスタッフにはお願いすることなく笑顔で集合写真を撮っていただきました)
ロビーがあまりにも心地良いせいか時間が近づくに連れて逆にスタート前の緊張感が増してきました。
まだスタート時刻には余裕がありましたが、同時スタートとなるハーフやリレーマラソンを含めると
42,000人弱の選手となり、整列場所も徐々に混雑してきました。
スタート時刻の45分程前に各自の整列ブロックへ移動することとしました。
海外マラソンではその国々によりスタートの雰囲気が異なりますが、私はコース上の景色等よりも
むしろスタート時の緊張感と混ざりながら感じる音や空気を楽しみにしております。
今回のウィーンシティマラソンについてその期待や予感はありましたが、やはり美しき青きドナウの
メロディーに乗って4万人を超えるランナーがスムーズに走り出しました。
ワルツの音楽でスタートすることはもちろん初めてですが、意外にワルツが走るリズムに合うのです。
ピリピリとした緊張感をほぐし急ごうとする自分をゆったりしたペースに落ち着かせてもらえたランナー
も多いでしょう。 序盤こそ暖かいと感じましたがその後小雨がぱらつき涼しいレースとなりマラソン
としては予想外の好コンディションとなりました。(応援の方たちには寒くて少し大変でしたが...)
みなさんコース的には走りやすかったと記録は別にして同じ意見。
晴天であれば新緑がより美しく、素晴らしい建造物にもより目が向いたと思いますが、中心となる
リング周辺のコースではウィーンらしい応援で楽しませていただきました。
レース後のツアー交流夕食会はウィーン家庭料理の老舗人気レストランでオーストリアワインと
美味しい料理で楽しい時を過ごしました。
翌日のフリータイムはオプショナルツアーにご参加され観光やショッピングなどで楽しまれました。
火曜日の朝、空港へ移動して直行便にて元気に帰国いたしました。
4月開催のロンドンやパリ等、メジャーな人気大会と比較するとまだまだ日本では認知度が低いかも
しれませんが大会運営もコースもとても良い大会と感じました。
(チップ返却方法が事前インフォメーションもなく分かりずらかったですが)
何よりもその国の雰囲気が伝わるマラソン大会が海外マラソン参加に際して最も求めるポイントの
一つではないかと私は考えております。
北米の華やかな都市マラソンとは一線を画したヨーロッパらしい魅力ある大会も今後企画していきます。
メジャーマラソンを制覇されたランナーのみなさん、新企画をお楽しみに。
■2014ウィーンシティマラソンツアーフォトメモリー
到着翌朝、ご希望のみなさんで調整ラン     フィニッシュ会場の王宮では準備が着々と     王宮広場で記念写真
土曜日にEXPO会場でゼッケンを受取り      会場オープン時間に行きましたが大勢の選手  大会キャラクターと一緒に記念写真
EXPO会場前でお決まりの一枚
規模は大きくありませんが楽しめます       参加記念Tシャツはadidas製でおしゃれ      数年前とは異なり円安でやや割高感
スタート場所となるウィーンセンター前       ホテルの直ぐ裏手になるステファン寺院      王宮でフィニッシュ後のお帰りルートを確認
スタート整列前にホテルロビーで記念写真            歴史あるウィナーレストランでの楽しいツアー交流夕食会 
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