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シドニーマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2014年9月21日(日) 大会開催 (晴一時雨・気温19℃/12℃)
■走る添乗員® 参加種目:フル
■記録:3時間20分26秒

シドニーマラソンは今年フル7本目の参戦となりました。
5月頃から新たな故障が発生し完治していない状況で、現地入り後も痛みがあったため5分/km程度の
スピードで42kmのペース走を楽しむことにしました。
スタート直前に弱雨から本降りに変わり、気温はそれ程低くはありませんでしたが肌寒い中スタート。
例年であれば整列時点で20℃近くまで上がり、日中は25℃を超える消耗戦の様相となりますが、
今年のシドニーマラソンは最高気温が20℃未満となり、とても良いコンディションとなりました。
スタート後しばらくして雨もあがり雲の間から陽も差し始めました。
5分/kmを切るペースで抑えているつもりでしたが、気温が低く走りやすいこともあって最初から自然に
ペースが上がってしまった様です。(5km通過/23分42秒)
普段であれば10kmへ向けて徐々にペースを上げていくところですが、無理せず序盤の4分45秒/kmペース
をフィニッシュまで維持することにしました。
ローカル選手は前半貯金型が多く周囲のランナーが落ち着きませんが、惑わされず自分のペースを守り
10kmまでの5kmを4分47秒/kmペースで走り、その後の5kmも4分46秒ペースで進みます。
センテニアル公園に入ると直ぐにトップ集団とすれ違いました。
期待の宇賀地選手も5人の集団に入り、調子も良さそうです。
公園の周回に入ると今回気にしていなかった左膝痛が出て、続いて痛みのあった右膝痛も少し痛みが
増してきました。 ペースを落とすか悩みましたがとりあえず痛み止めを1錠飲み、痛みを我慢しながらペース
を落とさず少し様子を見ることにしました。 次の5kmラップが23分50秒、続いて20kmまでの5kmラップが
23分53秒。 ハーフを1時間40分20秒で通過して、ここまでは順調に序盤のペースを維持できました。
センテニアル公園の周回を終えてシティへ戻る長い緩やかな直線は精神的に少しきつくなりますが、
膝痛の痛みは悪化せず脚にはまだ余裕がありましたので、前を行くペースの落ちた選手を一人また一人と
パスしながら4分45秒/kmペースを守りながら淡々を脚を進めます。
ハイドパーク手前の30km通過が2時間22分32秒でしっかりとペースを維持できています。
ハイドパークで待つ大勢の応援から元気をもらって賑やかなサーキュラキーへと向かいます。
ここまで小刻みなアップダウンと度々のUターンやカーブで左ハムに少し違和感が出てきました。
また、膝痛も収まらないため2つ目の痛み止めを飲みました。 サーキュラーキーでも多くの声援をいただき
元気の出るところですが、先に見えるフィニッシュのオペラハウスから遠ざかるように残り10kmのコースへ
向かわなければならず少し気持ちが滅入りそうです。
ロックスを抜けハーバーブリッジをくぐり、やや寂しい場所を走るといよいよ正念場となる35km過ぎの上り坂と
バンクのきつい自動車道を迎えます。 35kmまでの5kmラップもぴったり4分45秒/kmペースで走り、まだ
脚は少しだけ余裕がある状態。 この難所を通過して変則の周回を終えて小刻みなアップダウンを走って
再び自動車道の上りときついバンクを走らなければなりません。
3時間30分を切るランナーでもここで歩いたり、立ち止まったりしてしまうことが多いです。
さすがに35kmまでの5kmは25分11秒までペースは落ちて、集中力も切れかかりますが同じペースで走る選手と
競い合いながら何とか持ち堪えます。 さすがに膝も悲鳴をあげそうですが今回は痛み止めが効いたのか
スタート時の痛みとあまり変わらず、ハーバーブリッジを再びくぐり遠くにオペラハウスが見える40km付近から
ロングスパートして順位を上げにいきました。 
40kmからは4分10秒/kmまでペースを上げて、後半のハーフは帳尻を合わせる様な形になってしまいましたが
1時間40分42秒で、序盤のペース通りの目標タイムで完走。
春過ぎから落ち続けていた調子がようやく上向きに変わる会心のレースとなり、3週間後の勝負レースへ
向けて良い練習となりました。

走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2014年シドニーマラソンツアーレポート
■日程:9/18(木)発 5・6日間
■発着地:東京、大阪

今年でシドニーマラソンツアーの企画を始めて7回目となりました。
この数年参加人数が少なめですがハートフルマラソンツアーの原点とも言えるアットホームな
マラソンツアーで今年も実施いたしました。
成田空港にご集合いただき予定時刻に日本航空の直行便でシドニーへ出発いたしました。
搭乗待合室からリピーターのみなさんに初参加の方も混ざってマラソンの話題で楽しくおしゃべりを
されて直ぐに打ち解けた様子でした。
今年は例年よりフライトが混雑していましたがマラソン選手の割合は少ない様に感じました。
翌朝現地に到着、入国後荷物を受け取り再集合。
相変わらずの税関検査の長い行列にうんざりしますが、1時間程で到着ロビーへ。
到着日の天気は晴天で強い日差しが眩しいものの、ひんやりした風が心地好くとても気落ちの良い
朝です。 先ずはツアーバスでEXPO会場のあるシティタウンホールへ向かいました。
平日の朝ですのでゼッケンを受け取りに来るローカルの選手はほとんどいません。
スムーズに手続きを済ませて観光を兼ねたコース下見へ出発いたしました。
コース下見の後、ハーバーブリッジやシティ内のアップダウンに少し不安を持たれた方もいましたが、
緑美しいセンテニアル公園は気持ち良く走れそうと好印象を持たれた様です。
車両規制や時間の都合で一部コースは割愛させていただきましたが、概ねレースのシミュレーションは
できたのではないかと思います。
途中免税店に立ち寄りショッピングカードをお渡ししてホテルへ移動。
毎年利用しているハートフルマラソンツアーのスペシャルリクエストで昼前には部屋を準備していただき
今年も通常より3時間も早くチェックインできました。
午後の時間がフルに利用できますのでみなさん効率良く行動できたのではないかと思います。
夕刻はフライトで疲れたからだをほぐしながらフィニッシュ会場周辺を軽くジョグしました。
絶景ポイントから見たオペラハウスとハーバーブリッジに沈む夕日がとてもきれいでした。
翌日も快晴の天気で、フリータイムとなるこの日はオプショナルツアーやシティを散策されたりして
みなさん楽しまれました。
夜、ご朝食用のボリューム満点の和食弁当をお渡して翌朝の集合時刻等を確認いただきました。
大会当日、予定より若干早めにホテルを出発しウィンヤード駅へ移動いたしました。
例年では肌寒さを感じる早朝ですが今年はさほどでもありませんでした。
予報では最高気温が20℃に届かず一時雨という天気ですのでコンディションは良さそうです。
例年日中の暑さが堪える大会でしたので少し気持ちが楽になった感じです。
会場に着くとスタートが近づいてるハーフの選手が大勢いて選手待機場所も少し混んでいました。
場所を陣取り整列場所の確認、ストレッチ、スタート前の準備などでフルスタートまでの時間を過ごしました。
荷物を預ける頃から弱い雨が降り始め、通り雨かと思いきやスタート5分前には本降りとなってしまいました。
7年目にして初の雨天レースを覚悟しましたが30分ほどして雨はあがり涼しい気温の中、走ることができました。
折り返し、そして小刻みなアップダウンやコーナーも多いシドニーのコースでは記録が出にくく、また35kmから
の厳しいコースに備えて、とにかく10kmまではペースを抑えて走る様にみなさんへアドバイスいたしました。
複雑なコースではありますが選手がすれ違いとなる所も多く仲間同士でエール交換できるのは良い点です。
ツアーご参加のみなさんも何回かすれ違いで声をかけ合い、お互い元気をもらえた様でした。
今年は気温が上がらない良いコンディションとなったこともありツアーご参加のみなさんはほぼ目標タイムで
全員完走となりました。 中には目標タイムの誤差が3秒という素晴らしい走りをされた方もいました。
夜は日本食レストランにてみなさんで美味しい食事とオーストラリア産のワインやビールをたくさんいただいて
楽しい一時を過ごしました。
翌月曜日に5日間コースの方が帰国、6日間コースの方はオプショナルツアーで一日ゆっくり楽しまれました。

9月開催のため練習時期は日本の猛暑となります。 十分な準備ができずにレースを迎えることもあるかと
思いますが、自然豊かなきれいなコースをファンランで楽しむのもおすすめです。
シドニーはコンパクトに自然や都市がまとまっていますので観光やショッピングの際も動きやすく、
またお食事も美味しいので短期間の日程でもマラソン+αの楽しみが味わえます。
遅めの夏休みとして、また連休開催となりますので休暇を少しプラスして是非ご参加してみてください。
時差が1時間と少ないので初海外マラソンとしてもおすすめです。
2015年大会も7回連続シドニーマラソン完走の走る添乗員® がしっかりサポートいたします。

■2014シドニーマラソンツアーフォトメモリー
到着日EXPO会場にてゼッケン受取り        日本事務局スタッフの方と一緒に記念撮影   コース下見途中の絶景ポイントにて
夕方はサンセットポイントまで調整ジョグ      湾沿いの遊歩道で気持ち良く走れます      オペラハウスとハーバーブリッジを見ながら
大会当日は列車でスタート会場へ          下車する駅は選手でいっぱい            日の出間近に大勢のの選手が会場へ
会場にはハーフとフルの選手で約1万人      早朝は風がひんやりして若干肌寒い        フルは4,000名程でスタート整列は混雑なし
オペラハウスをバックにスタート前の記念撮影          アットホームな雰囲気で夕食会も楽しみました
7年連続完走の走る添乗員®
がお世話いたします。

・2008年 3時間19分00秒 
・2009年 3時間23分19秒
・2010年 3時間16分31秒
・2011年 3時間30分16秒
・2012年 3時間14分37秒
・2013年 3時間21分46秒
・2014年 3時間20分26秒
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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