ホーム ツアーリスト 走る添乗員® シドニーマラソンツアー資料請求フォーム
シドニーマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2011年9月18日(日) 大会開催 (晴・気温28℃/17℃)
■走る添乗員® 参加種目:フル
■記録:3時間30分16秒

シドニーマラソンは今年で4回目の大会参加となります。
フルマラソンは5月のバンクーバー以来となり、夏場は猛暑によりほぼ練習ができていない状況で、1カ月程前から
ようやく100km程度走った状態。長引く左足の膝とハムのコンディションは悪化することも良化することもなく目標は
5分/kmイーブンでの完走としましたが、後半の落ち込みも考え前半は1〜2分の貯金を作る作戦としました。
参加した数年の中ではスタート時の気温が明らかに高く、スタート前の整列場所では早くも汗をかいている状態。
10分程待った後いよいよスタート。いつも通りスピードを上げて走り出す地元選手につられず、最初の5km、10kmは
絶対に5分/kmを大きく超えない様に気を付けながら走ります。ミセスマッコーリー岬を折り返しハイドパークに入った
10km地点の通過は予定通りの49分21秒。ハイドパーク南北の公園をつなぐ歩道橋(スロープ化)を駆け上がり市内
を離れセンテニアルパークへ南下します。昨年と同じコースにも関わらず右に左にターン、そしてUターンをしていると
どっちを向いて走っているかわからなくなる位に複雑なコース。
気温は徐々に上がっていきますが公園内のコースに入ると木々が日差しを遮りとても涼しく、また青空と美しい緑が
とても美しいコントラストでリラックスして気持ち良く走ることができます。
公園内の20km地点通過は1時間38分45秒(スプリット49分08秒)で、故障個所に少し違和感は感じてましたが
痛みはなくペースを守って走ります。レース中はツアーご参加のみなさんをすれ違う度に探して何とか3名の方に
声援を送りました。公園を出た後は2回の折り返しを経て市中心へ北上します。非常にゆるい上り坂ではありますが
長く続く直線が初フルやビギナーの方には最初の難関となるでしょう。コースは高低図だけ見ると前半の方がやや
きついですが、後半随所にあるゆるやかなアップダウンが辛かったという感想もありました。

ハイドパークが遠くに見えてくる30km地点の通過は2時間27分18秒(スプリット48分33秒)。ハーフ過ぎから体の動き
が良くなり自然にペースが上がった感じですが、逆に故障しているハムが少し痛みだしこの付近で1回目のストレッチ。
再びハイドパーク内の歩道橋を駆け上がり、暫くして今度はサーキュラーキーへ続く下り坂を駆け下ります。
下りは気を付けていましたが、ここで少し膝の痛みを感じながら残り10km粘りの走りを心掛けます。フィニッシュとなる
オぺラハウスを横目に見ながら遠ざかるのは精神的にきついかもしれませんが、これからが「本当のマラソン」であると
強い前向きな気持ちが必要です。賑やかなロックスを通りハーバーブリッジをくぐり抜け少し寂しいエリアへ向かいます。
35km辺りから痛みがやや強くなりピッチが思うように上がりません。エイドステーションで2回目の屈伸とストレッチを
してバンクもあるゆるい上りとなっているフリーウェイをがんばって走ります。その後も小刻みなアップダウンが続き
着地の度に膝が痛むため3回目の屈伸を行い最後の折り返しポイントを通過して残り5km。
ハーバーブリッジをくぐる手前の40km地点で3時間19分32秒(スプリット52分13秒)。次に控えているレースのため
心拍数は大きく上げず5分/kmペースに戻してフィニッシュいたしました。
途中歩いている多くの日本人選手を見かけました。今年は夏の猛暑もあり練習不足気味の方が多かった様です。
シドニーマラソンはコース的に記録を狙える大会ではないので、美しい緑や街並みなど景色を楽しみながら走って
いただきたいと思います。
しかしながらフルにご参加の場合は5時間30分の制限時間に加え関門も多くありますため、夏場の期間もトレーニン
グをしっかりがんばってチャレンジしてください。

走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2011年シドニーマラソンツアーレポート
■日程:9/15(木)発 5・6日間
■発着地:東京、大阪

出発当日17時20分に成田空港第2ターミナルにご集合いただき、日本航空の直行便にてシドニーへ出発いたし
ました。滞在中雨の心配はなさそうでしたが気温は例年より高めの予報でした。
シドニーへは翌早朝の到着となりましたが予報通りの晴天で、午前9時前には20℃位まで上がりました。
空港を出発して市内へ向かい先ずはハイドパークの隣に設置されたEXPO会場にてゼッケンを受取りました。
シドニーマラソンは2万人規模の大会ですが正式名称「ランニングフェスティバル」のとおりお祭り気分で9kmや5kmに
参加するローカルの方が1万人以上います。 そのためかメジャーな海外都市マラソンの様な大規模なEXPO会場
ではありませんがオフィシャルグッズも準備され売れ行きはまずまずの様です。
やや寝不足のみなさんですがゼッケンを受取り少し気分も高揚したところでコース下見となりました。
みなさん事前のイメージではフラットなコースを考えていた様ですがやや違った印象の面持ち。 
ベテランランナーにはコーナーとUターンの多さが気になるところですが、昨年よりリニューアルされたコースは
相対的に楽な印象を持ったかと思われます。 途中観光スポットやDFSを立ち寄りお昼過ぎにホテルへ到着いたし
ました。オペラハウスのあるこのサーキュラーキー地域はデラックスホテルが立ち並ぶツーリストに最も人気のある
エリアです。オペラハウス前にフィニッシュした後、歩いて帰れるホテルにこだわりハートフルマラソンツアーでは
毎年利用しております。
今年は運良くほとんどのお部屋が用意されていて到着後すぐにチェックインすることができましたので、午後から
ゆったりとした時間がとれて市内を散策された方もいらした様です。 
夕刻前にみなさんでロングフライトの疲れをほぐずため、おすすめのサンセットポイントまで軽くジョグをしました。
午後から少し雲も出てきましたがきれいな夕日で心もリフレッシュできたのではないかと思います。
翌日も雲一つない晴天となりモーニングジョグをした7時頃にはすでに気温も20℃近くまで上がっている天気。
5km位のジョグで気持ちの良い汗をかきました。 この日は1日フリータイムとなりますのでオプショナルツアーに
参加される方、フェリーやバスなどで観光へお出かけになりました。
海外マラソンの魅力はマラソンだけでなくやはり観光も楽しむところにありますね。 大会前日なので歩くのは
程ほどにといつもご案内しておりますが、せっかくの旅ですから記録を狙う参加でなければその疲労感で序盤から
抑え気味に走れるのでレース結果としては逆に良くなるかもしれません。
明日は早朝出発となりますので夜にお弁当をお渡ししてみなさん早めの就寝となりました。
今回のご参加者は全員フルでしたので当日は5時30分に集合してホテルを出発いたしました。
例年この時間では肌寒い気温でしたが今年は暖かさも感じるほどの気温。 最高気温28℃の予報にみなさんやや
不安を持ちながらウィンヤード駅へ向かいました。 会場最寄りのミルソンズポイント駅までは一駅の近さです。
会場には先にスタートするハーフ選手が大勢到着しておりましたが、同じ列車に乗車しているハーフ選手も多く
地元の方はスタート30分前の会場到着が普通の様子。 慌ただしく並びアップをしないでスタートからペースを
上げて数キロで息を切らしている選手は毎回多く見受けられます。
私達は落ち着きそうな場所を陣取りスタートまでゆっくり準備をいたしました。 スタート前の7時頃から日差しも強く
なり日向では暑いと感じるくらいでしたが、日本とは違い湿度が低く時折吹く風は冷たく気持ち良いです。
30分程前に荷物を預け、目標タイム等(自己申告)によりA〜Cグループに分けられた整列場所へ移動いたしました。
今年エントリー数が増加しましたがそれでもフルは3,000名余りのため大きな混雑はなく予定の7時30分にフルスタート
となりました。 レース中の気温は予報通り上がりましたが公園内の木々やビルの陰により炎天下をひたすら走る
ということは全くなく、涼しい風があったため予想に反して気持ちよく走れのではないかと思いました。
適度にアップダウンがあるコースで制限時間が5時間30分、途中関門が11か所もある設定は初心者の方にはやや
厳しかったかもしれません。 残念ながら30km関門で終了となってしまった選手もいましたが、他のみなさんは賑や
かなサーキュラーキーで大きな声援を受けて元気にフィニッシュいたしました。
大会の夜は日本食レストランで美味しい食事とワインをいただきながらマラソン談議で盛り上がりました。
コースのこと、応援のこと、レース中に苦しんだことの何でもが選手であれば共感できるお話ばかりです。
ハートフルマラソンツアーを通じて今後みなさんが交流されていくことを楽しみにしております。
月曜日早朝に5日間コースの方がご帰国となりました。
6日間コースの方は1日ゆっくりとオプショナルツアーや市内散策、ショッピングなどで楽しまれました。
火曜日は空港のバゲージ会社のストライキによりスケジュールが大幅に変更され出発が遅くなりましたが無事に
成田へ帰国いたしました。 今年も滞在中天気に恵まれマラソンと共に美しいシドニーの街を堪能できたことと
思います。
9月の連休は日本の不快な残暑を逃れて爽やかな青空の下、シドニーマラソンに参加してみませんか?
9kmや4kmの種目もありマラソン以外に観光やグルメも楽しめるのでご夫婦・家族にもおすすめです。

 ■シドニーマラソンツアーフォトメモリー
ハイドパーク横に設営されたEXPO会場      午前中はローカルの方が少なく空いています  オフィシャルグッズ販売のコーナーもあります
市内最大の聖メアリー大聖堂も見学        コース下見途中で観光スポットに立ち寄り    オペラハウスとハーバーブリッジをバックに記念写真
到着日夕刻にサンセットポイントまでジョグ     ロングフライトで疲れたからだもリフレッシュ    翌朝も最高の天気で気持ちよく調整ラン
当日朝は列車でスタート会場へ向かいます    早めの到着でしたがすでに大勢の選手      オペラハウスを望める景色の良い会場
最初の上り坂となるハーバーブリッジ       選手は自己申告によりABC淳にスタート整列   荷物預かりはトラックにほおりこんで運ぶ
楽しく完走することを目標に、スタート前の記念撮影
スタートラインは広くなくやや混雑気味       残り1kmは賑やかなサーキュラーキーを走る   元気に帰ってきたご参加者をタイミング良く
マラソン談議で盛り上がり、とても楽しい夕食会となりました
走る添乗員®
2012年も走ります!
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
Copyright © Hertful Tours Inc. All Rights Reserved.