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シドニーマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2010年9月19日(日) 大会開催 (晴・気温20℃/11℃)
■「走る添乗員」参加種目:フル
■記録:3時間16分31秒

シドニーマラソンは今回で3回目の参加となります。 昨年から大幅にコースが変更となり以前よりも楽なコース設定
と聞いておりましたがなかなかタフなマラソンとなりました。
昨年同様に高橋尚子さんがスターターを務め、先ずは06時20分にハーフがスタート。
走力により分けられたABCのカテゴリー順に走り出しましたが、参加人数が多いため
10分経過してもまだCグループ
がスタートとなりません。
片側1車線の道幅では仕方のないところですがファンランでゆっくりスタートされる方にとって
は転倒などの危険も少なくウェーブスタートは良いと思います。 続いて7時30分にフルマラソンのスタートとなりますが
予定時刻となってもスタートの
合図はなく、3分程遅れて突然のスタートとなりました。
例年通り夏場は練習量も少なく、今回は6月に痛めた足底筋膜炎の不安もありましたため
3時間20分を目標と
いたしました。
大会当日の天気は曇り後晴れ。肌寒かったスタート前も走り出してからはマラソンの適温とも言える
絶好のコンディション。 昨年はコース後半の最西端で27℃近くまで上昇した状況を考えれば、昨年よりもフルマラソン
の記録は全体的に良くなる予測。 スタート後暫くして迎えるハーバーブリッジはコース最大級のアップダウンとなります
ので、とにかく周りのペースにつられず5kmまでは抑えて走ることだけを意識しました。
その後ミセスマッコーリー岬を周回し、選手はハイドパークに入って行きます。 コースは公園内を北から南へ縦断いたし
ますが暫く走ると階段に板張りをした歩道橋が壁の様に見えてきました。 勝手に道路を渡るものと思っていたためやや
あっけにとられた気持ちで勢いをつけて何とか駆け上がり歩道橋を渡りました。
コースロープもあまりない公園の中を走っている時はさながら街中トレイルの気分。 ハイドパーク内の10km地点をほぼ
予定通りの47分と少しで通過。
公園を抜けてコースはセンテニアル公園を目指して南へ下ります。
今年のコースの特徴は、昨年までの西へ走るアップダウンのあるフリーウェイ部分をカットしたため周回・折り返しがより
増えていることです。 周回や折り返しで仲間と会えることはとても良いのですが、Uターンのあまりの多さに昨年より走り
づらさを感じました。 郊外にあるセンテニアル公園に入るととても緑が美しく、また風が心地よく気持ちよく走ることが
できました。 足に痛みはなく自然にペースが上がり3時間15分のペースランナーに付いて暫く走ることといたしました。
(公園内のハーフ地点の通過が1時間37分40秒程)
公園を抜け同じ交差点に戻る折り返しを2回した後、再び市中心へ
向かって北上します。
ここからハイドパーク(30km過ぎ)までほぼ真っすぐの長い直線はペースを落とさない様にとにかく
我慢のポイントです。
私は一定ペースで走らないペースランナーを先に行かせ、多少ペースが落ちながらも前のランナー
を一人一人パスすることで集中力を切らさないように走りました。
30kmを過ぎ少し足が重く感じてきた頃に再び現れた
歩道橋をがんばって渡り、ゆるい
アップダウンを経てサーキュラーキーへ。
街中はさすがに応援も多くがんばれましたが、直ぐ前方に見えるフィニッシュ地点のオペラハウスから遠ざかるコース
設定はビギナーにとってやや精神的にきつかもしれません。サーキュラーキーから離れ西へ向かうコースは昨年まで
のフィニッシュへと向かうコースを逆走。35km過ぎにはフリーウェイの急激なバンクに体を傾けながらもとにかく我慢で
ピッチを刻みます。
37km付近の最後のUターンを下って上り、再びフリ−ウェイのバンクを通過となりますがここで前を
行くランナーも我慢できずに歩きだす姿もチラホラ。2年の経験が生きてここでも粘ってランナーを一人一人パス。
フリーウェイを降りるポイントに高橋尚子さんがいるもののスタッフと打ち合わせ中のため一番きついところで残念ながら
ハイタッチできず…先行くランナーもまばらになり、応援の少ない道路でありましたが反対車線をがんばって走る姿に
刺激をもらい黙々と足を進めます。
41km手前でやや呼吸がきつくなったため100m程スローダウンして息を整えて再度
ペースアップ。 応援が多いサーキュラーキーに戻ると先に他の種目で完走されたツアーご参加の方から力強い声援を
いただき、ラストスパート。
ハーフ地点でタイムを確認した後、フィニッシュ手前で初めて時計を見て予想よりも後半の
タイムが落ちていないことを確認しながらフィニッシュ。(ハーフ通過順位:367位、フィニッシュ順位:231位)
途中膝や足底部分に多少痛みが出たものの粘りの走りができ満足のいく結果となりました。
今回は夏場の練習量を100km/月間程度におさえ、春先の疲労が抜けたこととウエイトをベストの状態にして臨めた
ことが好結果につながったと思っております。

9月開催のシドニーマラソンは最終調整が夏場となり、コース的にも記録を狙うには
難しいかもしれませんが、緑の
美しい公園を走ったり、高橋尚子さんの声援を受けてオペラハウスでフィニッシュするコースは魅力的です。
フルの制限時間は5時間30分ですので、ビギナーの方は完走の目標を達成するためには最低でも6カ月間の練習
計画を立てて大会に臨みましょう。

走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2010年シドニーマラソンツアーレポート
■日程:9/16(木)発 5・6日間
■発着地:東京、名古屋、大阪、福岡

2010年のシドニーマラソンツアーも早い時期からお申込みいただく方が多く、昨年以上のご参加人数となりました。
各地からご参加のみなさまは夕刻成田空港にご集合(各地空港から合流)いただき、直行便にてシドニーへ
出発いたしました。
翌朝シドニー到着後、ツアー専用バスにて空港を出発して市内へ向かいました。
今年はゼッケン受取り会場のEXPOがホテルより離れてしまったため、先ずはツアーバスでEXPOへ向かい
ゼッケンを受取り、その後市内観光を兼ねてマラソンコースの下見をいたしました。
今年も天気に恵まれコース下見の途中でシドニーの美しい風景をたくさん楽しむことができました。
ホテル到着後、夕刻までのフリータイムは各自ホテル近くの賑やかなスポット(サーキュラーキー)などを散策。
夕刻のサンセットジョグは自由参加でしたが多くの方にご参加いただき、みなさんで気持ちよい汗を流しました。
翌日土曜日の朝もフィニッシュ会場やコース一部を下見しながらかるい調整ランをいたしました。
この日は終日フリータイムとなりますので朝から多くの方が「世界遺産ブルーマウンテン観光」などのオプショナル
ツアーへお出かけになり楽しまれました。
海外マラソンは大会参加だけでなく旅先での観光やショッピングも一緒に楽しめることが人気の一つですが、
マラソンよりもついつい優先してしまいレース前に足が疲労しきってしまう方も多い様です。
記録を狙う方はやはり歩き回るのはほどほどが良いと思います。
大会前日の夜、当日のお弁当(朝食)をお渡しして明日のスケジュールを再確認。
当日少し早めの時間にハーフ、フルの方が分かれてスタート会場へ移動しました。
会場では日本人含めすでに多くのランナーが集まっていました。
今年の日本人エントリー数(オーストラリア在住除く)は535名で、昨年より若干減少した様ですが会場内では多く
感じました。 今年も高橋尚子さんがシドニーマラソン親善大使として日本人選手を迎えてくれました。
ツアーご参加のみなさんは会場内で1ヶ所に場所を決めて、スタート整列場所の確認やアップなどスタートの準備
をいたしました。 スタートライン近くのテントには高橋尚子さんが待機しており日本人選手の方たちと気軽にお話して
いた様です。 お話ができた方はマラソン以上に良い思い出となるかもしれません。
今回はツアーご参加の半数の方がフル、残りの方はハーフ、9km、そして応援でした。
早朝やや肌寒かったものの日中は晴れてとても暖かく応援・観戦の方は楽しく過ごせたと思います。
一方フルマラソンの選手にとっては最高気温が20℃まで上がり、終盤は暑さも加わりタフなレースとなりました。
レース終了後、私は選手リカバリーエリアでツアーご参加のみなさんを待って青空の下で楽しくレースのお話をし
コースを少し逆走して後半の選手を応援いたしました。
当日の夜は毎度お待ちかねのマラソンツアー交流夕食会です。
今年も全員完走の素晴らしい結果報告をさせていただき、完走おめでとうの乾杯より夕食会がはじまりました。
毎回お一人でご参加の方は多いですが、到着日からいつものように直ぐにお友達となり、走友会の宴会の様な
盛り上がりとなります。 走る添乗員からおすすめのオーストラリアワインをたくさん差し入れさせていただきましたが
今年はボトルの減りが早くややあせりましたが、夜遅くまでワインを片手に楽しく語らいました。
今年は嬉しいことに年代表彰された方がお二人(女性年代1位、男性年代2位)もいらして夕食会をより一層盛り
上げていただきました。
翌日早朝に5日間コースの方はご出発され、6日間コースの方はオプショナルツアーや市内散策、ショッピング等で
楽しまれました。
火曜日早朝に全員元気に出発、無事日本に帰国いたしました。

シドニーは日本との時差も少なく、季節が逆になる南半球はこの時期マラソンに適した気温となります。
都市部でありながら緑が多く、青い海と空、そしてオペラハウスなど見所も多い魅力ある街です。
海外リゾートマラソンの中でも特におすすめできるマラソン大会の一つです。
2011年も走る添乗員がお世話いたしますので、初海外・初フルの方でもご安心ください。
ぜひ私と一緒にシドニーマラソンを走りましょう。

 ■シドニーマラソンツアーフォトメモリー
マラソンコース下見の途中の観光スポットで記念撮影。
到着日の夕刻に疲労の溜まったからだをリフレッシュするためにみなさんでサンセットジョグ。
とても気持ちの良い朝、ホテルから近いジョグコースをフィニッシュ会場の下見も兼ねて調整ラン!
毎年一人参加の方に大勢ご参加いただきますが交流夕食会前までにすでにランナー友達。 とても楽しく盛り上がる交流パーティーです。
またどこかの大会で一緒に走りましょう。
走る添乗員®
2011年も走ります!
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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