ホーム ツアーリスト 走る添乗員®
パリマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2016年パリマラソンツアーレポート
■日程:3/31(木)発 6・7日間
■発着地:東京、大阪
■大会当日の天気 (晴れ・最高18℃/最低10℃)

今回で9年連続のパリマラソンツアー実施となりました。
今年のパリマラソンは定員に達する時期が例年より大幅に早まりました。
昨年のテロ発生以降、日本人は欧米のマラソン参加をやや敬遠気味になってきている様に感じていますが
ヨーロッパ内のランナーには全く影響ないことがわかります。
現在のメインスポンサーに変わってから、予算面の安定もあるのか参加人数だけでなく運営面でもよりメジャー
マラソンに近づいてきていると思います。
但しコース設定の上で仕方がないことかもしれませんが、スタートエリアのシャンゼリゼ大通りはセキュリティ対策
ゼロに等しい解放振りで、仮に一見ツーリストと思われる人物がキャスターバッグをコース付近に置いて去っても
気が付く人はいないでしょう。 いつ標的になってもおかしくないと毎年感じてしまいます。
それでも今年からはEXPO会場の入場前にセキュリティ検査が設置されたことなど、着実に運営も良くなっている
なと思います。
今回のパリマラソンツアーはエントリー事情もあり、最終的には昨年同様に少人数での実施となりました。
羽田でみなさんが合流となり自己紹介。 今回のご参加者は全員女性ということもあり直ぐに意気投合して
和気あいあいと出発。
パリには同日の夕刻前に到着、ツアー専用車でホテルへ直行いたしました。
降っていた雨もホテル到着の頃にはほぼあがりましたが、気温は低くとても寒く感じました。
翌日はお天気も良く20℃近くまで上がり絶好の観光日和となりました。
朝、フィニッシュエリアの下見も兼ねて軽い調整ラン。 朝食の後、ツアー専用車でコースの下見とEXPO会場へ
ご案内いたしました。
すっかり仲良くなられたみなさんで午後は一緒にパリを散策された様です。
1日フリーとなる土曜日はモンサンミッシェルのオプショナルツアーに参加されたり、美術館巡りやショッピング等で
たっぷりと楽しまれました。 この日は曇りの一日となりましたが最高気温は16℃でレースであれば適温。
当日は明け方まで雨が降り、日中は晴れて20℃を超える予報ですのでレース後半は少し暑くなりそうです。
レース前の朝食は女子サッカーなでしこジャパンにも提供されたことのある日本食レストランで、当社ツアー
オリジナルのとても美味しいおにぎり弁当を毎年作っていただいております。
夜、選手みなさんへお弁当をお渡しして翌朝出発時間の確認をしていただきました。
大会当日の最低気温は10℃以上あり風もなかったので寒さは感じませんでした。
ホテル出発の頃は昨夜の雨でまだ路面が濡れている状態でしたが、スタート時刻が近づくにつれて日も射して
きて乾いてきました。 スタート後に走るシャンゼリゼ大通りは石畳で緩い下りが続くため、雨天時などは
大変ストレスとなりますが今回は問題なさそうに見えました。
少し早めですが会場には1時間前に到着。 記念写真の後、整列ブロックへご案内しました。
私は前レースのソウル国際で左ふくらはぎを痛めてしまい、また直ぐボストンも控えているため出走を止めました。
パリマラソンの連続完走が途絶えてしまい残念ですが、加齢と共に疲労はもちろん故障からの回復力も落ちている
ため無理をいたしませんでした。
パリマラソン初参加の方、初フルの方へ最後のアドバイスをして応援のご家族と一緒にみなさんのスタートを
お見送りいたしました。 予報より少し下がりましたが最高気温は18℃。
スタート時から快晴の天気となりランナーにとっては気温以上の暑さを感じた様でした。
久しぶりの4月第1日曜の開催となりましたが、以前この時期はかなり寒さを感じた記憶があります。
やはり温暖化の影響でしょうか、この数年は寒すぎず暑すぎず雨天となったこともないのでファンランナーには
とても走りやすい気象コンディションだと思います。
みなさんのスタートを見送った後、預かったお荷物を一旦ホテルに置いて30km地点へ移動いたしました。
3時間30分台のフィニッシュを目標にされている方を先頭に初完走を目指す方まで走力の幅が広く、4万人以上
の中から全員探せるか正直自信がありませんでしたが、コース幅の狭まる地点に陣取り何とかみなさんへ
声援を送ることができました。
待っている時は適度に涼しい風もあり例年より走りやすそうに感じましたが、コース中盤は陰になる箇所が
少なく直射日光が暑かったとのことでした。
例年24kmからの1km弱のトンネルを抜ける時はサウナの様に蒸し暑さを感じておりましたが、今回のみなさん
からは涼しくて気持ち良かったとの感想。 涼しい風が上手くトンネル内を流れたのかもしれません。
35km過ぎからのブローニュの森は一部応援が途切れる所もありますがフィニッシュが近づくにつれて声援が
大きくなり選手を後押ししてくれます。
初フルの方も含めツアーご参加の選手はみなさん完走することができました。
大会夜の夕食会では次回リベンジの決意?や参加してみたい大会などのお話しで楽しく過ごしました。
翌日はクールダウンを兼ねて美術館巡りやショッピング等へお出かけになりました。
帰国日は夜の出発となりますのでパリでの滞在時間が長く、マラソン以外にもパリの魅力をたっぷりと
感じていただけるでしょう。 沢山の思い出と共に日本帰国となりました。

昨年11月のテロ発生以降は警戒レベルを一番高くしており現在も同じ状態です。
大きい建物の入口にはセキュリティー検査を設けておりますがさほど厳しいものではありませんでした。
EXPO会場ではマラソン以外のイベントも多数開催されており海外から注視されているほどの警戒感や
危機感はあまり感じられなかったのはお国柄というものでしょうか…
パリマラソンの日本人参加者数はかなり減少しているものと思われますが、大会全体としては昨年以上の
参加人数、例年より早いエントリー締切となるなどテロの影響はほとんど無いものと思われます。
最も魅力ある海外マラソンの一つであるパリマラソンは今後も企画してまいりますので、海外マラソンに
ご興味ある方はぜひいつかご参加ください。
近い将来、外国人がいつでも安心して訪れることができる都市になることを心から願っております。
2017年は4月9日(日)の開催。すでにエントリーの受付が開始となっております。
2017パリマラソンツアーご参加希望の方はお早目にご連絡ください。

■2016パリマラソンツアーフォトメモリー
2日目の午前にツアー専用車でマラソンコースを下見
EXPO会場でゼッケン受取りと大会グッズ等のショッピング
大会当日朝は曇りからその後晴れて暖かい一日になりました
シャンセリゼ大通りのスタートエリアは選手応援の人・人・人
エリートランナーの後、目標タイム毎のウェーブスタートで混雑はなし
29km地点から見えるエッフェル塔が美しい                                  30km手前でみなさんへ声援
天気に恵まれ景色も楽しまれた様です みなさん笑顔でまだ余裕あり!?
コースには満開の桜も… ブローニューの森を抜けたらもうすぐフィニッシュ
メダルを片手に完走の記念写真
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
Copyright © Hertful Tours Inc. All Rights Reserved.