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パリマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2015年4月12日(日) 大会開催 (晴れ・最高19℃/最低7℃)
■走る添乗員® 参加種目:フル
■記録:3時間09分46秒
8回目の参戦となる今回の目標は4週前に完走したソウル国際マラソン(3時間7分13秒)の記録を更新すること。
前回は直前レースで古傷を痛めてしまうなど調整失敗により目標タイムに届かなかったため、今回はとにかく
故障箇所の回復に努めました。 4週の調整期間に数回のジョグしか行わなかった不安はありましたが、
前回のレースより脚の状態は戻っていると感じておりました。
スタート会場は例年の様な混雑が全くありませんでしたので、整列場所への移動も楽で時間的余裕がありました。
特に会場運営に関して変更はありませんでしたので、単純に観光目的のツーリストが減ったということでしょう。
早めにレッドカラーの整列場所へ入りストレッチを行いながらスタートを待ちました。
整列場所にあるトイレは数が少ないものの選手には嬉しい対応です。
今回の目標タイムを3時間5分に設定しスタート。
コース条件はソウル国際よりも厳しく、気温も高めとなるため目標達成にはベストな走りが絶対条件。
1km以上も続くシャンゼリゼ大通りはゆるい下りとなっており否が応にも周囲のスピードも上がっていきます。
序盤の10kmまではオーバーペースにならない様に気を付けながら、22分/5kmのラップを超えない事を意識しました。
しかしながら暫くレースペースで走っていなかったからか、故障箇所の左ハムに早くも違和感が出てしまい、
緩い上り坂でも怖くて左脚に力を入れることができません。
ヴァンセーヌの森に入って行く時の応援は各国の旗が掲げられ声援も大きくとても力になり、気持ちを強く持って
序盤から中盤は流れに乗って走ることができました。
10kmを44分06秒で通過し、その後もペースを守り20kmは1時間28分20秒。 イーブンで走っている感覚でも
好調な時は自然にスピードも上がってきますが、今回はあまり余裕もなく何とか維持している状態。
ハーフ通過(1時間33分11秒)時点で早くも目標タイムは厳しくなってしまいました。
気温が少しずつ上がり、重さを感じ始めた脚を冷やしながら22分/5kmのペースをできる限り守ることを新たな
目標として走りました。 その後も前から落ちてくるランナーをパスすることでポジティブに走ることができて
何とか30km(2時間12分21秒)まで持ち堪えました。
以前にはなかったコース上のバンドステージも気分転換になりました。
30km以降は左膝の痛みも気になり始めましたがフォームだけは崩れない様に視線も意識しながら我慢の走り。
次第にピッチが少しずつ狭まり、ラップを見ることなく着実にペースダウンしていることは明らか。
精神的ダメージを受けない様に30km以降はあえて時計を見ずに自分を追い抜いて行く元気なランナーの
背中を追いかけます。 かなりいっぱいいっぱいの状況で40km通過の時に時計を見ると2時間59分台。
ジョグで帰ってしまおうかと思う弱気な気持ちが出てきましたが、残りの距離が少なくなってくるほど10分切りの
気持ちが強くなりラスト1kmは何とかペースアップしてフィニッシュ。
走り慣れているパリのコースですが、スピードを上げるほどにやはり石畳の影響を受けてしまう印象です。
来年以降は万全な状態でレースを迎えられれば、パリベストを狙っていきたいと思います。
走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2015年パリマラソンツアーレポート
■日程:4/9(木)発 6・7日間
■発着地:東京、中部他

今年で8年連続のパリマラソンツアー実施となりました。
テロ事件の影響により多くのお取消しがあり、少人数となってしまいましたが催行できて良かったです。
出発前日、羽田発の利用予定便が現地空港管制官ストの影響により欠航となってしまいご参加者の皆様に
ご不便をおかけしてしまいましたが、当日は成田空港から皆様ご一緒に直行便で出発することができました。
パリ到着は午後7時過ぎとなりましたが、まだ昼間の様な陽射しで気温は20℃。
例年よりかなり暖かく大会当日も暑いレースになる予測です。
到着日は空港からホテルへ直行してチェックインし、みなさん早目にお休みされました。
翌朝、フィニッシュ会場とコース終盤を下見しながら5km程の調整ジョグを行ない、朝食後にツアー専用車で
コースを下見してEXPO会場でゼッケンを受取りました。
昼頃到着した会場にはすでに各国から多くのランナーが集まり賑わっておりました。
パリ市内の厳戒態勢はまだ上から2段階目のレベルと言うことでしたが、EXPO入場時に簡単な荷物チェックが
ある程度で特にセキュリティーの厳しさは感じませんでした。 同様に街中でも大きな建物に入る時の荷物検査
のみで厳戒態勢の雰囲気はほとんどなく、2日目午後のフリータイムは普段通りにみなさま観光を楽しまれました。
大会前日は曇りのすっきりしない天気で少し肌寒さを感じましたが、美術館やショッピングなどパリは天気にも
左右されない魅力が沢山あり、ご参加のみなさんもレースに影響しない?程度に楽しまれました。
大会当日は再び晴天となり観光マラソンとしては最高のコンディション。 パリマラソンは4月開催となっていますが
開催日は第1〜第3日曜日のいずれかで固定されていないため、レース当日の気温の差があります。
しかしながらこの時期は雨が降り続くことが少ないため、最も天気に恵まれる海外マラソンの一つと言えます。
スタート1時間前にホテルロビーで集合し、応援の方も一緒に徒歩で会場へ移動しました。
選手のみなさんでレース前の記念撮影、会場のご案内をして早目に各整列場所へと向かいました。
エントリー数では50,000人を優に超える世界最大規模の海外マラソン。
毎年のことですが選手整列場所以外は全くのオープン状態で、厳戒態勢下の開催とは思えません。
例年では選手や応援者、そして関係のないツーリストで歩道が溢れかえっておりましたが、今年はツーリストが
減少しているおかげでスムーズに移動できました。
8時40分エリートランナーのスタート後、6つのカラーにカテゴリー分けされた40,000人以上のランナーが時間差で
走り出していきました。 
シャンゼリゼ大通りの全車線を埋め尽くすランナーの波は圧巻です。 一度上空から見てみたいものです。
ツアーご参加のみなさんはコース上度々現れる石畳に苦労しながらも、エッフェル塔など景色も楽しみながら
全員無事に完走されました。
夜の交流夕食会ではレース中や今後参加予定のマラソン大会の話題で盛り上がり楽しいひと時を過ごしました。
5時間40分の制限時間は決して優しくありませんが魅力のあるコースですので前半のオーバーペースがなければ
初フルの方でも完走できると思います。
初心者の方にはレースまでのトレーニングプランもアドバイスさせていただきますので、ご参加希望の方は
ぜひお早めにご連絡ください。 
2016年大会のパリマラソンツアーも走る添乗員® がお世話いたします。

■2015パリマラソンツアーフォトメモリー
2日目の朝、ブローニュの森で調整ラン      バックの凱旋門は逆光で見えませんが…     フィニッシュ後のながれをご案内
車でのコース下見、ヴァンセーヌの森へ      城の前では沢山の声援が力になります      森の中は緑が豊かて気持ち良く走れます
住宅街を抜けると19kmで熱狂的な応援       エイドステーションは充実、トイレも増加      5kmと22.5kmで通過するバスティーユの塔
エッフェル塔前で記念撮影
EXPOは年々規模も大きくなっている様です    選手は登録カテゴリー毎にゼッケン受取り     金曜日はゼッケン受取りもスムーズ
メジャースポンサーアシックスののブース     オフィシャルグッズは年々種類も豊富に       EXPO内は応援の方も楽しめる工夫が
ホテルロビーにて                   ホテルからは スタート会場まで徒歩で移動     今年は整列横の歩道がすいて移動も楽
今年も天気に恵まれました              お食事・ワインとマラソン談義で楽しみました
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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