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パリマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2012年4月15日(日) 大会開催 (曇り時々晴れ・最高12℃/最低4℃)
■走る添乗員® 参加種目:フル
■記録:3時間08分59秒

パリマラソンは今年で連続5回目の参加となります。
大会の定員は4万人となっておりますが協賛エントリー枠等の未登録分もあるため、最終的な出走は例年3万5千人
程の規模となります。 スタート会場となる凱旋門前のシャンゼリゼ大通りにはスタート整列前の選手待機所がない
ために沿道は応援・観戦の人達でごった返ししている状態です。
会場に到着して自身が整列するスタートコーラル(エリート除き8か所)に入るだけでも30分は見ておきたいところです。
毎年ヴァンセーヌの森内のコースが一部変わり、その距離調整のためにスタートラインが若干ずれている様に思われ
ます。 2011年までは一斉スタートでしたが、今年は各コーラルを中央分離帯で2つに分け、スタート号砲の後は各コー
ラル間で時間差を設けたため、例年のスタート混雑は解消された様です。 但し、整列の締切時間は同じため後方に
整列する選手ほど待ち時間が長くなり、最後尾では45〜50分後に動き出したということでした。 
今年の様に気温が低い場合はポンチョ以外に不要なフリースなどを用意すると良いでしょう。
私は3月のソウル国際マラソンから中4週での参戦となります。 ソウルでは42kmの良いペース走ができて、翌週の
10km
レース、その翌週の16kmレースでは4/km程のペースでスピード練習をした後、1週間を休養調整期間としま
した。 練習量は相変わらずの少なさですが久しぶりに良い状態でレースに臨む準備ができました。 
そこで今回の目標タイムを3時間7分に設定して425/kmペースで行ける所まで頑張るつもりでスタートいたしま
した。 ここ数年のレースはその時の状態で目標タイムを設定し、レースに臨むことが当たり前となっておりましたので
記録を狙って全力を出し切れる走りができるか?走り込みなしで終盤まで持つか? また、コース全般を通しての
固い路面に膝が絶えれるか? の不安要素をかかえてのレースでした。
石畳のシャンゼリゼ大通りをスタートした後1.2km程を緩く下りますがオーバーペースにならない様に、そして選手との
接触を避けとにかくコース取りに気を付けて走ります。 コンコルド広場からリヴォリ通りに入るコーナーは道幅があり
過ぎるため選手の走る方向が一定ではありません。 最短ルートをとることは先ず不可能に近く多少のロスがあっても
無難にコーナーを回り狭いリヴォリへと入っていく必要があります。 そして遅めのペースでパックとなっているランナー
を早めに見極め抜く際も接触しない様に注意しなければなりません。
多少早めであっても良いリズムで走りたいため3時間ペースランナーをやや前方に見ながら420/kmペースで5km
地点のバスティーユまで走りました。 その後は更に狭い道を気にしながら1km少し走り、ヴァンセーヌの森に入る頃
からようやく落ち着いて走ることができました。 通常では5km毎のスプリットしかタイムを確認しませんが今回は1km
毎のペースを気にしながら走るため、あまり気負いしずぎない様に森の中の美しい緑で時折上体をリラックスさせ、
体幹を意識してフォームが崩れないことを心がけて走ります。 
森を抜け暫く石畳を走り一般道に入ると、そこでは応援者が歩道から道路上に降りて左右3メートル幅程の人垣を作り
選手はその間を駆け抜け、間近で熱狂的な声援を受けますので自然と気合が入ります。
さながらツールドフランス山岳ステージの様に…(少し大袈裟)
ハーフの通過はほぼ予定通りの1時間3320秒。 若干脚の重さは感じるものの幸い膝痛はなくまだ暫くはこのペー
スで押せそうな感じです。 バスティーユに再び戻り南下して23km過ぎにセーヌ川沿いのコースヘ入ります。
前半オーバーペースで入ってしまったランナーは徐々にペースが落ちる頃で、セーヌ川沿いの狭い道幅ではパスをする
のに苦労しますがとにかく自分のペースを守り走ります。 25km付近より入るトンネルは例年蒸し暑く走りづらい区間
でもありましたが今年は気温が低めであったため気にはなりませんでした。 
トンネルを抜けてコンコルド広場近くを通り過ぎる頃には応援の数も増え、遠くにエッフェル塔も見えてきます。
ゆっくりと眺める余裕はなくやや重くなってきた脚に刺激を入れながら425/kmペースを保ちます。
30km通過は2時間1246秒で誤差わずか16秒とここまでは上出来の走りです。 33km手前より終盤のブローニュの
森に入ると前からランナーがどんどん落ちてくるのをパスして再度気合いを入れて行きます。
35km通過は予定の40秒遅れで何とかここまで粘れました。 ラスト7km1kmづつスパートする様な気持ちでペース
維持に努めますがペースの上げ下げが大きくなり体力もかなり消耗気味。
景観があまり変わらない森の中は良いペースで走るランナーの背中を追いかけるように踏ん張ろうと思いますが、
次第にスピードは落ちていきます。 残り3km程で左足裏のマメがやぶれ固い路面に痛みが響きます。 
脚の重さを痛さで忘れ残り2kmを懸命に走ります。 
森をようやく抜けて最後の最後の石畳をがんばって走りますが思うようにスパートができません。
42kmラインを越えほんの少しのスパートでようやくフィニッシュ。
目標タイム達成とはいきませんでしたが今年のパリマラソンは十分満足のいくレースとなりました。
来年も良い状態で参加できればパリマラソンベストを更新したいと思います。

走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2012年パリマラソンツアーレポート
■日程:4/12(木)発 6日間
■発着地:東京、大阪、福岡

今年のパリマラソンツアーには関東・関西・九州からご参加いただきました。
今回は半数以上の方がハートフルマラソンツアーのリピーターの方でいらしたため、成田ご集合の際にはまずみなさん
再会を喜ばれていました。 
初めてご参加の方も直ぐに仲良くなって和気あいあいと楽しくパリへと直行便にて出発いたしました。
出発前の天気予報では週末まで晴れ時々雨、曇り時々雨ということでしたがパリ到着日は晴れて気持ちの良い天気
となりました。 初日は空港からホテルへ直行して夕刻前にチェックインいたしました。
2日目の朝は少し早起きしてフィニッシュエリアとコースの一部をジョグで下見をいたしました。
例年より気温が低めでしたが走るには良いコンディションとなりそうです。 大会当日はもう少し気温が下がり傘マーク
の予報も出ておりましたがパリの天気予報的中率は30%とか… 天気のことは気にされない様にお話ししております。
朝食後、バスでコースの下見へ出発いたしました。 
パリマラソンの
コースは大きなアップダウンもなく全体通して走りやすいですが、スタート直後やコース途中の交差点
(ロータリー)は石畳で、また見えてない道路でもアスファルト下に石畳が敷かれていることも多いため路面は固く、
予想以上のダメージを脚に受けることとなります。

下見バスでは走る添乗員®がコースの特徴やレース中の注意点などを詳しく説明させていただきました。
コース下見の後にEXPO会場でゼッケンを受取りホテルへ戻りました。 午後からのフリータイムではショッピングへ
出かけられた方が多かった様です。2日目も日中は快晴となり最高の観光日和となりました。
大会前日の土曜日は早朝に少し雨が降りましたが昼前からは晴れてこの日も観光日和。
みなさんはモンサンミッシェルやベルサイユ宮殿のオプショナルツアー、パリ市内の散策などで楽しまれました。
夜、選手の方へはお弁当をお渡しして当日の集合時間を再確認していただきました。
大会当日のホテルを出発する頃の気温は78℃というところでしょうか、肌寒さはありましたが風はなくコンディション
は良好です。 天気予報の最高気温は12℃ということでしたのでレース序盤は寒さも感じましたが、スタート2時間後
位から暖かい陽射しもあり今年は気象条件に恵まれたとおもいます。
スタート場所には45分程前に到着して選手・応援のみなさんでスタート前の記念写真を撮り、軽くストレッチをして
各コーラルのスタート整列場所へ移動いたしました。
今回はご夫妻やご家族の応援参加も多かったため応援団を結成して29km地点で応援していただくことになりました。
この大人数の中、ツアーご参加の選手全員へ声援をおくっていただき本当にご苦労様でした。
コースは石畳が随所にありとても固く、また走りずらい路面状態で脚にかなり堪えた様ですが多くの世界遺産を眺め
ながらみなさん観光気分で楽しく走れた様です。
ビギナーの選手も若干いらっしゃいましたが全員見事完走いたしました。
交流夕食会はカジュアルなフレンチレストランでフルコースディナーを美味しくいただきながら、本日のレースや
今後のマラソン予定など楽しく情報交換をいたしました。
月曜の帰国便は夜出発のため夕刻前までのフリータイムを美術館やショッピングなど各自お楽しみいただきました。
木曜日から4泊の滞在となりますが見所の多いパリならではの充実した旅でみなさんご満足いただけた様です。
せっかくの海外マラソンですからやはり大会以外もたっぷり楽しんでいただきたいと思います。
初めての海外マラソンでも、お一人参加でも、もちろん初フル挑戦の方でもご安心ください。
走る添乗員®がお世話いたします。

■2012パリマラソンツアーフォトメモリー
コースとなるブローニュの森にて調整ラン     朝日がとても大きくきれいでした           朝日を浴びた凱旋門をバックにして
マラソンコース41km付近にて記念写真 
ヴァンセーヌの森はレース中でも一息できる    コース中には美しい街並みも多いです       石畳のロータリーを曲がる時は要注意
下見の後にEXPO会場でゼッケン受取り      会場内はイベントや販売ブースで賑わってます  大会オフィシャルグッズの種類も豊富
コース下見の途中に記念撮影
大会当日ホテルロビーにて             スタート会場まで徒歩10分程なので便利     各国の選手も続々と凱旋門へ向かいます
スタート前、応援の方も一緒に記念撮影
ツアー応援団は29km地点で選手へ声援      ツアー交流夕食会ではフレンチディナーと
                              マラソン談議で楽しみました
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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