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ニューヨークシティマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2017年11月5日(日) 開催 (曇り時々小雨、17℃/13℃
■走る添乗員®参加種目:フル
■記録:3時間22分36秒
毎年自身も楽しみにしているニューヨークシティマラソンですが、時期的に疲労や故障で状態が良くないまま
走ることが多く、満足した結果が出せていない大会でもあります。
今回は大きな故障もなく例年よりは練習ができていたため目標記録を設定して走ることにしました。
目標タイムは来年大会の参加資格記録である3時間23分切り。(指定レース・カテゴリー毎の設定あり)
春先であれば問題なくクリアできるタイムではありますが、ニューヨークに関してはタフなコースに
過去何度か痛い目にあっているため慎重なレースプランで臨みました。
幸い気象条件は良く第1ウェーブとなりましたので記録を狙う条件は揃いました。あとは自分が頑張るだけです。
イーブンペースであれば4:48/kmでクリアできますが後半もアップダウンが多く、また終盤となる37km過ぎに
走るセントラルパーク内では大勢の選手を避けながらパスしていくタイムロスも想定しなければなりません。
固い路面による脚へのダメージが国内レースとは異なり早く訪れるため前半少しの貯金を作り、30km以降は
大きくペースを落さずに粘り通すレースプランとしました。
国家斉唱の後09:50に第1ウェーブがベラザノナロウ橋からスタート。
例年では左から強風を受けますがこの日は東風であったため影響はなくスムーズに橋を渡ることができました。
周囲のペースに無理なく合わせ、先ずは5km地点でラップを確認、23:01でほぼ予定通り。
ベルリンマラソンの疲労が抜けていないのかやや脚に重さを感じながらも同じペースを保ちました。
広い道幅でも沿道の声援が選手に届きペースが自然に上がってしまいそうです。
10km(46:00で通過)を過ぎても脚の重さは変わらなかったため、後半のために少しペースを落とすことにしました。
クィーンズに入りコーナーや緩いアップダウンを経てハーフ地点まできました。(1:39:33で通過)
この時点で貯金は2分余りとなっておりましたので脚の状態を考えれば目標達成は30%位と思っておりました。
周囲のランナーにはペースダウンする人も見え始めますが、まだこれから難関のクィーンズボロー橋が
待ち受けますので気を引き締め直し進みます。
長い上りが続くクィーンズボロー橋をリズム良く渡り切れると、よしこれから後半戦という気持ちになれます。
8車線を解放した一番街の両歩道には二重三重となった応援がありランナーの背中を押してくれます。
ブロンクスまでの直線3.5kmは長く緩いアップダウンもあり精神的に一番きつい所で、ここの走りで記録が
決まると言っても過言ではないでしょう。
5分/kmペース近くまでかかり始めていましたが後方からきた3時間20分目標のペース集団の力を借りて
落ちかかったペースを立て直し二つ目の難所をなんとかクリアできました。
20〜30kmのラップは48:58に落ちてしまい目標達成にギリギリのタイム、ここからは上り坂では無理をせず
下り坂で一気にペースを上げて5分/kmペースを超えない様に粘りました。
ハーレムを右に左に駆け抜け遠くに見えるセントラルパークの森を目標に長く緩い直線を走ります。
公園内のアップダウンでは前の選手をパスすることで目標ペースを保ち、いよいよ40km地点まできました。
40kmの通過が3:12:24となり全く余裕のない状況でしたが集中力は保てていたので強い気持ちをもって走りました。
59丁目ストリートを経てコロンバスサークルから公園に再度入る所までは一番声援が大きく感じられる所です。
42km地点で時計を確認して上り坂の先にあるフィニッシュゲートまではラストスパート。
辛うじて目標記録に24秒を残してフィニッシュすることができました。
記録自体は平凡なものですがニューヨークシティマラソンで初めて目標達成ができたレースとなりました。
30km以降も集中して走ることができた精神的な強さは今後のレースにつながるものと感じました。
資格記録で参加する来年大会もまた満足できるレースにしたいと思っております。
走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2017年ニューヨークシティマラソンツアーレポート
■日程:11/2(木)発 6日間・7日間
■発着地:東京、中部、大阪、福岡
今年で13回目のニューヨークシティマラソンツアー実施となりました。
今回は10名様弱の少人数となりましたが関東、中部、関西、九州各地からご参加いただきました。
当社としては稀なことですが皆様ハートフルマラソンツアーには初めてのご参加。
ニューヨークが初めてという方も多くご出発前は不安もあったかと思いますが、羽田空港で合流した後は
全員女性でお一人参加の割合も多かったのでお話も弾みみなさんリラックスムードでの出発となりました。
ニューヨークJFK空港には定刻午前10時に到着、到着便は重ならず入国審査もスムーズに終えて
スケジュール通りに空港を出発、先ずはEXPO会場へ直行いたしました。
会場規模が拡大し例年よりも多く予算が投じられた印象です。
昨年までメジャースポンサーの一つであったアシックスから今年はニューバランスへ変わったことも要因の
一つと言えるかもしれません。
ゼッケンを受取り後、フリータイムをとってショッピングをお楽しみいただきました。
この日は晴れて20℃を超える暖かさで観光には最高のお天気となりました。
ワグナーパークから自由の女神とマラソンスタートとなるベラザノナローブリッジを眺めた後、車窓観光を
しながら宿泊先のニューヨークヒルトンミッドタウンへ向かいました。
毎年ツアーで利用しているホテルですが各国から来た大勢の選手、また招待エリート選手も宿泊しています
のでロビーにいるだけでニューヨークシティマラソンに参加するのだという高揚感が溢れてきます。
この日はチェックイン後に周辺のスーパーマーケット等をご案内して解散いたしました。
長旅の疲れもあり軽いお食事をされてみなさん早目にお休みとなられました。
翌朝、選手の方はセントラルパークで軽く調整ランをしてフィニッシュ後の流れを確認していただきました。
2日目も晴天となり昨日よりも最高気温が上がる夏日。 フリータイムの一日をゆっくりショッピングや観光、
オプショナルツアーなどで楽しまれました。
大会前日の土曜日も晴れましたが気温は一転して下がり晩秋のニューヨークらしいお天気。
喧騒から離れセントラルパークの紅葉を眺めながらお散歩する等のんびり公園で過ごすのもおすすめです。
夜、当日のご朝食となるお弁当をお渡しして明日の予定を再確認していただきました。
天気予報は雨から曇り時々小雨へ変わり、そして気温も前日より上がって少し安心された様でした。
当日早朝ホテルを出発、大会バスにてスタート会場へ向かいました。
幸い雨は降らず気温もこの時期としては高めで会場での待機は苦になりませんでした。
スタート後も少しずつ気温は上がり15〜17℃でのレースとなり絶好のコンディションだったと思います。
ニューヨーカーの熱狂的な声援を受けながらツアーご参加のみなさまは全員元気に完走されました。
夜の夕食会はご希望されたみなさんで楽しい時間を過ごしました。
滞在中お天気に恵まれ観光も十分に楽しんでいただけるニューヨークシティマラソンツアーとなりました。
一昔前の様な極寒の中でのスタート待機やレースになることはほとんどありません。
海外マラソンをどこか一つと思われている方に必ずおすすめしているのがニューヨークシティマラソン。
初めての方には不安もあるかと思いますがニューヨークシティマラソンを12回完走しているベテランの
走る添乗員® が来年もお世話いたしますのでぜひご参加ください。
2月初旬に募集開始予定ですがご参加希望の方はお早めにご連絡お願いします。
■2017年ニューヨークシティマラソンツアーフォトメモリー
更に大規模となったEXPO会場でゼッケンの受取り
ニューバランスに変わりオフィシャルグッズの品揃えも更に豊富
東京出発コースのみなさんで(現地合流の方は翌日ご案内)
セントラルパークでの調整ランを兼ねてフィニッシュ後のながれをご案内
ニューヨーク私立図書館前に集まる大勢のランナー
スタート会場には1時間程度で到着、ゆったりとおしゃべりしながらスタート待機。 そして各ウェーブ毎に整列場所へ移動してスタート!
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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