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ニューヨークシティマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2016年11月6日(日) 開催 (晴れ、14℃/10℃
■走る添乗員®参加種目:フル
■記録:3時間31分42秒
今年で11回目のニューヨークシティマラソン完走となりましたが、昨年に続き気象条件にも恵まれ楽しく走れました。
先ずはスタートまでの時間を震えることなくリラックスして過ごせたことが何よりでした。 疲労が残るこの時期、
そして連戦となるニューヨークで満足した記録を出したのは遥か昔のことで、あまり記憶しておりません。
この数年達成できてはいませんが今回も3時間30分を切る目標で臨みました。 初めて第2ウェーブからのスタート、
前寄りに整列して5分ペース/kmであれば混雑なく走れるものと思っていましたが、全く異なる状況でした。
同ウェーブの選手を抜き終わると直ぐに第1ウェーブの後方に追い付きました。 が道一杯に広がる大勢のランナー。
その後も右に左に縫う様に走ることとなり、結局ほぼ42km同じ状況でした。
もし今後も第2ウェーブからのスタートとなってしまった場合、好記録を出すことは難しいと感じました。
レース中は幸い故障箇所に痛みが出ませんでしたがダメージの残る走りのツケが回り、ハーフ(1:43:40通過)手前から
26km位まで大腿四頭筋の疲労感が大きくペースが落ちてしまいました。 クィーンズボローブリッジは無理せずジョグ
ペースでの上り降り、一番街の沿道の応援は見慣れた風景ではありますが今回も大きな声援をいただき気持ちを
リセットして少しずつピッチを上げていきました。 暖かい陽射しもひんやりした北風も心地良く、走りのリズムも戻り
精神的にタフな一番街の長い直線をクリアすることができました。
31km過ぎのウィリスアベニューの橋を渡りブロンクスに入ると、また様々な応援で更に力をもらうことができました。
すでに脚の疲労感は気にならずラスト10kmをビルドアップして気持ち良くフィニッシュラインを走り抜けました。
今年も目標記録に届きませんでしたが11回目のニューヨークシティも楽しく完走できたので満足の結果です。
何度走ってもタフなコースに辛さを感じてしまいますが、また必ず走りたくなる魅力がニューヨークにはあります。
あえて一つ挙げるならばセントラルパークの42km地点からフィニッシュまでの200m。のぼり坂を駆け上がって行く
ランナーへスタンドから熱狂的な声援をおくっているシーンです。 自分への声援でないと分かっているものの
フィニッシュした時のさらなる大きな感動を演出してくれていると毎回感じています。
是非一度その声援を受けてセントラルパークでの感動フィニッシュを味わってみてください。
ランナーであれば一度は走っていただきたい海外マラソン一押しの大会です。
走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2016年ニューヨークシティマラソンツアーレポート
■日程:11/3(木)発 6日間・7日間
■発着地:東京、中部、大阪、福岡
今年は早くから大会参加を決められていた方が多く早い時期にツアーのエントリー枠がいっぱいになりました。
今回も関東から南は九州まで各地から多くのご参加をいただき12回目となるニューヨークシティマラソンツアーの
実施となりました。
羽田空港で皆様合流して午前発の直行便にてニューヨークへ。
初海外マラソン、初ニューヨークの方も多く緊張感も伝わってきましたが、今回も半数以上がリピーターのみなさん
ということもあり和やかな雰囲気での出発となりました。
約12時間のロングフライトの後JFK空港に到着、入国審査へ移動していたところ同じタイミングで他便から大勢の
乗客が列に合流してきました。 到着便が重なったこととAPC(自動入国システム)が今回到着のターミナルにも導入
されたことで入国審査が大変な混雑となり、空港出発までの時間が例年より3倍かかってしまいました。
加えてマンハッタンではあちらこちらの工事で渋滞が更に増しており観光スケジュールを変更することとなりました。
最初にEXPO会場のあるジャビッツコンベンションセンターへ向かいゼッケンを受け取りました。
平日昼間ということもあり会場はさほど混雑はなくお買い物もゆっくりとできました。
大規模な会場設営は変わらずでイベントブースの企画も目新しいものがあり、来場者を楽しませる工夫がされて
いましたが、記念Tシャツと一緒にもらうパケット(荷物預け袋)の中身が寂しくなっていて残念でした。
私が最初に参加した2004年からメインスポンサーが変わる2014年頃あたりまでは福袋の様に各スポンサーからの
記念品やサンプル品が沢山入っており楽しみの一つにしていたものですが、今年は水1本と広告3枚ほどだけでした。
EXPO会場を出発し新しいNYおしゃれスポットに立ち寄った後、ニューヨークヒルトンミッドタウンへ向かいました。
チェックイン後、希望者のみなさんにホテル周辺をご案内して各自ご夕食といたしました。
翌早朝、選手みなさんにご参加いただきセントラルパークで調整ジョグを兼ねて、フィニッシュ後のながれとホテル
への戻り方をご案内いたしました。
到着日の天気は曇りでしたが最高気温が22℃と大変暖かい一日でした。
この時季にしてはとても暖かいのですが朝晩は寒く、滞在2日目以降は最高気温も下がり15℃位となりました。
幸い大会当日まで晴れ予報となっておりますが安心できないのがニューヨークの天気、強風や雨が降ろうものなら
極寒でのレースを覚悟しなければなりません。 とにかく天気の急変がなく日曜日の晴天を祈りました。
金曜日土曜日共に晴天に恵まれオプショナルツアーで市内観光されたりお目当ての観光スポットやショッピングに
お出掛けになりみなさんたっぷりとNYを楽しまれました。
夜、日本食のお弁当をお渡しして当日の出発時間や持ち物などを再確認していただき早めの就寝となりました。
当日早朝ホテルを出発してオフィシャルバス乗り場まで徒歩で移動しましたが気温は10℃以上ありましたので寒く
感じることはありませんでした。
例年と同じ時間での乗車予定でしたが乗り場周辺は長蛇の列となっており30分以上並ぶこととなってしまいました。
ミッドタウンからのバス移動は人数を制限して受付していたはずですが大幅に増加されたのかもしれません。
スタート会場到着時も同様に下車待ち入場待ちの列は長く、結局スタートビレッジに着いたのは第1ウェーブスタート
の1時間半前となりました。
結果的にはスタートまでの待ち時間も丁度良く暖かな天気にも恵まれリラックスしてレースに臨めたのではないかと
思います。 レース中は晴れて気温は14℃、心配された強い北風はさほどでもなく終わってみればとても良い
コンディションとなり私が参加した過去10年以上のなかでもベスト3には入る好条件でした。
憧れのニューヨークシティマラソンを完走されたみなさんからは特に沿道の応援に大満足の声が多かったです。
大会夜のツアー交流夕食会はご参加されたみなさんで楽しく過ごしました。
「マラソンが終わって冬を迎える」とニューヨーカーに言われている通り、翌月曜日は朝の冷え込みもあり本来の
ニューヨークの季節に戻りつつあります。 肌寒い中、6日間コースの方々はご帰国されました。
この日のニューヨークもよく晴れて観光日和となりました。 7日間コースのみなさんはすっかり慣れてきた地下鉄を
利用されてフリータイムの一日をたっぷりと楽しまれました。 そして翌日全員元気に無事帰国いたしました。
今年は滞在中ずうっと晴天続きで本当にお天気に恵まれ、マラソンだけでなく観光も満喫いただけたと思います。
散策し過ぎて脚が疲労状態のままレースに参加される方も海外マラソンではよくあることですが、タフなコースの
ニューヨークではファンランに徹してしまうのも良い選択だと思います。
日本と異なる沿道の熱狂振りを見ているだけでも飽きません。
2017ニューヨークシティマラソンツアーも走る添乗員®がしっかりサポートいたします。
■2016年ニューヨークシティマラソンツアーフォトメモリー
昨年と同じ大規模なEXPO会場           木曜日はゼッケン受取りもスムーズ         オフィシャルウェアもイベント企画も好評
EXPO会場にて記念写真
到着日翌朝は選手のみなさんで調整ジョグ
今年はバス乗車まで30分程並びました       会場到着時はすでに暖かい陽射しが        北風も弱く穏やかな朝のスタート会場
全員完走を誓いスタート前の記念撮影
預け荷物をトラックより受取り出口へ         85stの出口から出て地下鉄駅へ移動       午後4時頃までは寒さも気にならず
憧れのNYシティ完走おめでとう!          昨年より一回り大きなメダルを持って
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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