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ニューヨークシティマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2015年11月1日(日) 開催 (曇り時々晴れ、18℃/13℃
■走る添乗員®参加種目:フル
■記録:3時間31分22秒
今年で11回目のエントリー、2012年の開催中止があったためレース参加としては記念すべき10回目となりました。
長年秋の海外マラソンでは今回のニューヨーク、シカゴ、ミュンヘンなど納得できるレースをしたことが一度もなく、
今回こそはとの思いで臨みました。
しかしながら先月のシカゴで今年2回目の左膝と左ハムの痛み、そして右足底筋膜炎症でその後の3週間は
ほぼ休養。 目標は最後までリズムを崩さず走り通しての3時間30分切りとしました。
スタート後は第1ウェーブの速い流れに乗らず気持ち的にはかなり抑えて走りました。
久しぶりの絶好コンディションに欲が出そうになりますが、あえて遅めのペースに合うランナーを前に(壁に)して走り
ます。 それでもハーフまでの5kmラップは、24:16、23:27、24:07、24:45と若干速めとなってしまいました。
コースは熟知しているつもりですが前半から小刻みなアップダウンがあり、また多人数の中で走りやすいポジションを
確保しようとするとペースが乱れてしまいます。 まだまだ技量不足だなと今回も課題を残すこととなりました。
ハーフ通過が1:42:15で貯金があるものの、タフなニューヨークのコースで今の脚の状態を考えると目標タイムには
ギリギリかなと感じていました。 いよいよ難所となるクィーンズボローブリッジにやって来ました。
斜度はきつくないものの1.5km続く登りは前半オーバーペースで走ってしまったランナーにはとても厳しいものです。
白人は自分の走りに勢いをつける様にむしろ登りでペースを上げるランナーが多いです。
私は脚筋力を温存しピッチを少し狭めて走るため、見事な位に後方から大勢に抜かれます。
時には脚が動かず早くも苦しんでいると思われ声をかけられることもあります。
クィーンズボローブリッジを降りる頃、マンハッタン島から地響きの様に伝わってくる歓声でこれまでの疲労がリセット
される気がします。 これから5km以上も直線が続くファーストアベニューを走りきるためには強い気持ちが必要です。
ファーストアベニューではペースが自然に落ちているものと感じてはいましたが、ブロンクスに入り32km過ぎからは
前行くランナーをパスすることで気持ちが折れない様にセントラルパークを目指しました。
残り5kmからペースを上げることができましたが、クィーンズボローブリッジと30km前後のペースダウンがひびいて
目標タイムには届きませんでした。
それでも久しぶりにセントラルパークを気持ち良く走れて10回目のレースは満足できる完走となりました。
10年に1〜2度と思える様な好コンディションで走ることができた今年のランナーはとてもラッキーでした。
スタート会場やフィニッシュ後の選手には笑顔も多く、きっと満足感もより大きかったことと思います。
ニューヨークは気象条件により大会の印象が大きく変わるため来年もぜひ良いコンディションになることを
祈るばかりです。
走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2015年ニューヨークシティマラソンツアーレポート
■日程:10/29(木)発 6日間・7日間
■発着地:東京、大阪、札幌
今回で11回目のニューヨークシティマラソンツアー実施となりました。
今秋は国内新規大会の開催が増えたことや円安の影響があってか日本からの参加者が例年より少なかった様に
思われます。当社ツアーも少人数での実施となりました。
各地からご参加のみなさんがゲートで合流して直行便にてニューヨークへ出発いたしました。
所要13時間を超えるフライトでは数時間でもしっかり睡眠をとっておきたいところですがなかなか難しいもので、
初日はとても長い1日となります。
到着日の天気予報は雨でしたが大きく外れて晴れ、日中の気温が20℃を超える暖かさは数年振りでした。
空港を出発して先ずはEXPO会場へ向かいましたが、例年以上の渋滞に相当の時間を要してしまいました。
この数年では最も大きいスペースの会場となりゆったりしたセッティングでショッピングもしやすかったです。
少し残念だったのがGoody Bagには水のボトルしか入っていなかったこと。
海外マラソンでは好む好まざるに関わらずゼッケンと共に選手に渡されるBagには多くの協賛各社からのサンプリング
や広告品(チラシだけではなくキャップ、多機能バンダナ、ポーチ、サプリメント等)が沢山入っていることが多く、楽しみ
にしている選手も大勢いると思います。
昨今のニューヨーク物価高に影響されているものか分かりませんが、一昔前の運営スタイルから全体的に少し
変わってきている様に感じました。
ゼッケンの受取り、ショッピングの後に人気スポットのチェルシーマーケット、ワグナーパークを訪れました。
晴天に恵まれワグナーパークからは自由の女神もきれいに見ることができました。
観光も終わる頃にはさすがにみなさん睡魔に勝てず、、、
午後4時過ぎにホテルチェックインして長い長い初日が終了しました。
翌日は少しでも時差に慣れるため早めに起床していただき、フィニッシュ会場となるセントラルパークで下見を兼ねて
軽いジョグでコンディションを整えました。
この日は少し最低気温が下がりましたが早朝でも例年の身が締まる様な寒さはなく、日中も晴れて20℃近くまで
上がり暖かな観光日和となりました。
みなさんオプショナルツアーやメトロを利用してニューヨーク市内観光を楽しまれました。
土曜日は更に気温が下がりましたが天気良く、観光日和の1日となりました。 これほど晴れた日が続く滞在は久し
ぶり。 例年であれば週末から急激に冷え込みが始まり、大会当日はスタート前の待ち時間が厳しいことになる
パターンですが、幸い翌日はまた気温が上がる予報でした。
夜、おにぎり弁当をお渡しして集合時間とサマータイム終了の再確認をしていただきました。
大会当日は予報通り気温は高めでホテルを出発した早朝でもウィンドブレーカー1枚で大丈夫な位でした。
大会バスでスタート会場に到着。 みなさんで記念写真を撮って完走のための気合いを入れた後、各カラーの
ビレッジへ移動いたしました。 昨年は強風によりテントも設営されず選手は皆寒さに耐えて時間経過を待ちましたが
今年は周囲を見ても和やかな雰囲気でした。
スタート時は曇りの天気でしたがその後昼前からは陽射しもあり少し暑さを感じたランナーもいた様です。
程よい風もあり最高のコンディションの中、ツアーご参加者の全員が楽しく完走されました。
私自身が参加した10回の中でも1番天気に恵まれた年だったかもしれません。
夜は日本食レストランで美味しい食事とお酒をいただきながら楽しい時間を過ごしました。
6日間コースの方は翌月曜日に帰国され、7日間コースの方はもう1日ニューヨーク観光を楽しまれて帰国となりました。
日本よりとても遠く、時差によるコンディショニングの難しさや気象条件の運・不運もあり、参加してみたいと思いながら
なかなか実現できない方も多いと思います。
しかしながら初めて参加された方はみなさんは本当に来て良かったとお話しされます。
日本主要人気マラソンとは比較にならない程の沿道の応援に圧倒され、熱狂の渦の中セントラルパークの
フィニッシュラインに飛び込む瞬間の感動は他のマラソン大会では味わえないものと感じております。
ランナーであれば一度は走っていただきたい海外マラソンです。
色々な不安もあるかと思いますがエントリーの手続きから現地でのスタート会場まで、走る添乗員がしっかりと
サポートいたしますので安心してご参加ください。
2016年ニューヨークシティマラソンツアーも企画決定、2月より募集開始を予定しております。
ご参加希望の方はお早めにお問い合わせください。
■2015年ニューヨークシティマラソンツアーフォトメモリー
EXPO会場はメジャーらしく規模も大きい      参加記念Tシャツはデザインも良く毎年好評   オフィシャルウェアは種類も豊富
EXPO会場にて記念写真
平日でもツーリストが多くやや混雑         チェルシーマーケットはハロウィン一色       フリータイムでみなさんお土産を購入
晴天の公園では寛いでいるニューヨーカーも多い スタート後走るベラザノナローブリッジ       晴天で自由の女神が良く見えました
2日目の早朝にセントラルパークで調整ラン    昨年は電飾がなかったと思いますが…      フィニッシュまで残り300mのコロンバスサークル
フィニッシュゲート前で記念撮影
週末は晴天も続きフリータイムで人気スポットを訪れるツーリスト(ランナー)が非常に多いです
大会当日、出陣前にお見送りの応援の方も一緒に記念写真
オフィシャルバス乗り場へ徒歩で移動       スタッテン島に到着するとすでに多くの選手    スタート会場にて記念写真
待機用大型テント 今年は外の方が気持ち良い  コーヒー・ベーグルなどでスタート前の捕食   整列ブロック入場の際は厳しいチェックが
スタートセレモニーで選手のテンションも上がる  元気で陽気なボンランティアスタッフ        荷物預けのない選手に配布のポンチョも記念
全員完走!かんぱ〜い                外国人選手も一人混ざって記念写真
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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