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ニューヨークシティマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2009年11月1日(日) 大会開催 (小雨後、くもり時々晴れ)
■「走る添乗員」参加種目:フル
■記録:3時間21分

今回でニューヨークシティマラソンは5回目の参加となりました。
今年は第40回記念ということもありスタート会場で見かける日本人ランナーも少し増えた気がしました。
昨年同様ウェーブスタート方式でしたので大きいゼッケンナンバーのランナーでも混雑なくスタートできた様子。
スタートする時には小雨もあがり気温は昨年と比較すれば若干高めで風もありませんでしたので、まずまずの
コンディションと言えるでしょう。
今回の私の目標は3時間15分〜20分以内。 ここニューヨークは何回走ってもスタート時の興奮は変わりません。
ついつい外国人ランナーのオーバーペースについて行きそうになる自分を抑えながらベラザノナロウブリッジを
渡ります。
大きなランナーに囲まれて多少圧迫感はありますが5km程走ると少しずつ走りやすいペースに落ち着いてきます。
スタートラインをブルー・オレンジ・グリーンのビブで分けられた選手が暫くするとコースを並走したり自分のコースに
合流してきます。 一時的にコースが混雑することもありますが周りの状況を見れる余裕があれば早めにコース
取りもできるので問題はありません。 (序盤は混雑を緩和するため3コースに分かれてスタート)
ハーフまでは沿道の応援や街並みを見れればリラックスしてイーブンペースで走ることができるでしょう。
ニューヨークは後半に勝負となるポイントがいくつかありますので、ハーフ通過が設定タイム通りまたは若干の遅めで
あれば先ずは良い走りと言えるでしょう。 もちろんその時点で足に余裕がなければいけませんが…。
私のハーフ通過は1時間37分22秒。 練習量の少ないこの時期のペースとしてはやや早めに走ってしまったという
感じを持ちながら後半へ。
硬く荒れた路面の影響は日本でのレースより早く足へのダメージとなって訪れますので、序盤の10kmまでではなく
ハーフまでは調子が良いと思ってもとにかく抑える我慢が必要です。
後半の1つ目のポイントは25kmからの難関クィーンズボローブリッジ。 オーバーペースで走ってしまったランナーが
大幅にペースダウンしてしまいます。
私もかつて前半のオーバーペースによりこのポイントで2回ペースダウンしてしまいました。 
その時の足の疲労感は30km〜35km地点の感覚だったでしょうか…
今回はまだ精神的にも足にも余裕がありスローペースのランナーをパスしながら自分のペースを保ちます。
いよいよクィーンズボローブリッジをクリアして長く長く続くファーストアベニューへ入ります。
後半2つめとなるポイントはこの6km程続く長い直線道路。 応援も多いですが緩い上り下りもあり、マラソン正念場
と言える32kmあたりまで続きます。
6車線の幅広い道路ではペースを保っていてもスピード感がなく精神的にきついポイントです。
私は毎年変わらぬ大きな声援に応えながら、リズムもほぼ変わらずイーブンで走っていました。
ところが29km〜30kmあたりからでしょうか突然お腹が痛くなりトイレを気にしながらの走りとなってしました。
いつもであれば我慢してフィニッシュまで走ることが多いのですが、今回は少し様子も異なり早めに入ろうとするも
順番待ちがいたりコースから少し外れていたりで気が付くとすでにブロンクス。
3km〜4km程ペースが落ちてようやく空いたトイレを発見。 お腹の痛みも消え、ついでに少しストレッチもできた
おかげで、そこからは快調にペースアップでき、いよいよ熱狂のセントラルパークへ。
3つ目のポイントはゴール会場となる大きなセントラルパーク。 
公園に入りこれで終わりかと思いきや公園内はアップダウンも多く、残りの距離もまだ4km程。 
記録を狙うランナーは最後まで集中力を切らさず、ファンランの方も声援に応える余裕を残しておきましょう。
公園内で歩こうものなら厳しい言葉が飛んできます。 
大会に参加できないランナーの分までがんばって最後まで走りましょう。
私は途中のトイレ立ち寄り等で目標を3時間20分切りに切り替え、公園内はロングスパートを試みましたがラスト
500mで呼吸が苦しくなり大失速… ゴールゲート前のスタンドの声援に辛うじて手を振りジョグでゴール。
(3時間21分47秒)
30km付近まで余裕があっただけにやや残念な記録でしたが、記念の第40回大会に参加でき完走できたことを
素直に喜ぶことができました。
来年の大会では今年の自分に勝てる様に調整して臨みたいと思います。

走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2009年ニューヨークシティマラソンツアーレポート
■日程:10/29(木)発 6日間
■発着地:東京、名古屋、大阪、福岡

第40回記念大会となった今年は例年よりも早い時期にツアー参加希望のお問合せが多く、ツアーに参加された方の
中には、数年前より計画されていた方も多くいらっしゃいました。
今回ご参加者同士初顔合わせの方が多かったのですが、成田空港で合流して間もなく走友会と勘違いするくらいの
打ち解け方に私も少し驚きました。 エントリー枠の定員もありますが15人程の参加人数が一番盛り上がる気がします。
今回も成田空港から直行便を利用して賑やかにニューヨークへ出発いたしました。 
到着日は長い1日となりますが、先ずはツアーバスにてEXPO会場へ行ってゼッケンの受取りです。
記念大会の今年は販売されるウェアの種類も若干増えた気がします。
EXPO会場でお買物と簡単に昼食を済ませて市内の観光ポイントを少し見学しました。 
毎年到着日は運良く晴れの天気でバッテリーパークから自由の女神を見ることができました。
当日も晴天になることを祈りつつ宿泊先のニューヨークヒルトンへ向かいました。
当社では毎年ニューヨークヒルトン指定の企画となっておりますが、米国内をはじめ各国のランナーに圧倒的人気の
オフィシャルホテルですので日本人の宿泊者はそれ程多くはありません。
セントラルパークに近く便利なだけでなくホテル内にはオフィシャルグッズの出店もあり、またラドクリフ選手など招待
選手が宿泊していることも多いためホテルロビーで遭遇するチャンスもあるのです。
長い1日となった到着日はチェックインの後、気のあった方たち同士で夕食に出かけたり、現地のお知り合いの方と
再会されたり、みなさん自由に楽しまれました。
ツアー2日目は早朝にみなさんでゴール会場となるセントラルパークで下見も兼ねて軽いジョギングをしました。
その後終日フリータイムとなりますのでオプショナルツアーに参加したり、地下鉄でマンハッタン散策をしたり各々に
楽しまれました。
大会前日となる土曜日はニューヨークシティマラソンのもう一つの楽しみ「国際フレンドシップラン」が開催されます。
各国のランナーが仮装やお国自慢のものを身に付けて国連ビル前からセントラルパークまで楽しく走ります。
セントラルパークでは用意されたベーグルをかじりながら、各国のランナーとTシャツやお土産などを交換して国際交流
で盛り上がります。 サムライやゆかた姿の日本人ランナーは毎年多く見かけますので、ぜひ人気の的になりたい方、
目立ちたい方はもう一ひねりしてご準備を…
到着して4日目ですが楽しみが多いニューヨークはとても長く滞在している気分。
いよいよ大会当日を迎えました。 みなさんロビーに集合してホテルを出発。
あいにく小雨が降っておりましたが幸いにも冷たい雨ではなく、後にくもり時々晴れとなる予報を信じスタート会場の
スタッテン島へバスで向かいました。
ニューヨークシティマラソンはビブのカラーでグループ分けされスタート前の待機場所も異なります。
大会側で記録や実績などにより自動的に振り分けるためツアー内でも例年3グループとなります。
選手だけが入場を許されるスタート会場内で記念撮影。 その後、全員の完走を誓い合い各スタートエリアへ。
毎年初フルのご参加者もいますが当日まで「走る添乗員」がしっかりサポートいたしますのでご安心ください。
あとは自分を信じるだけです。 完走を夢見るだけでなく練習をしっかり積み大会に参加されることが、ゴールではより
大きな感動へと繋がります。
目標をしっかりもって臨んだ今回が初フルのみなさんは見事に完走されました。
夜の交流夕食会ではうれしいうれしい完走メダルを手に、すでに友達同士となったみなさんで大いに盛り上がりました。
大会翌日の月曜日に出発する4泊6日の日程でみなさん元気に帰国いたしました。

大会翌日のニューヨークタイムスに完走者の記録が掲載されますが、最後に掲載される選手の完走タイムが、今年も
また早まりました。 記録(4時間44分34秒、30238位)からすると昨年より16分早くなり、順位は260番位落ちています
ので、参加ランナーのレベルが向上していると言えるでしょう。ぜひ掲載を目標にする方、トレーニングもがんばって
ください。一方、ニューヨークは制限時間がありませんのでファンランの方でも十分楽しめる大会です。
ランナーであれば一度は参加していただきたい「走る添乗員」おすすめの海外マラソン。
2010年のニューヨークシティマラソンツアーも「走る添乗員」が同行してお世話いたします。
お一人参加の方も初フルの方も安心してご参加ください。

■2009年ニューヨークシティマラソンツアーフォトメモリー
第40回記念大会のEXPO会場にて記念撮影                 会場内には記念グッズ販売などがあります
2日目の早朝、セントラルパークでの調整ラン                  練習不足でもがんばりすぎないように…
親善ラン出発前、ロビーで外国人選手と交流   会場移動の途中、ロックフェラーセンター前で   国際親善ランのスタート前に記念撮影
ステージ前は各国の選手で大混雑         セレモニーの後、スタートラインの国連ビル前へ  スタートラインまで歩いて移動
みなさんゆっくりスタート                 42丁目のストリートを各国のランナーが大行進  セントラルパークまで約4kmのファンラン
大会当日のゴール会場でランナー交流              Tシャツ以外にお国自慢のお土産も喜ばれます
スタートラインとなるベラザノナロウ橋をバックに気合を入れて記念撮影
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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