「走る添乗員」のツアーレポート
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ニューヨークシティマラソン・大会&ツアーレポート

「走る添乗員」の大会レポート
■2008年11月2日(日) 大会開催
■「走る添乗員」参加種目:フル
■記録:3時間20分

2008年大会は参加人数増加の理由からかウェーブスタート方式となりました。
例年通りオレンジ・ブルー・グリーンの3つのゼッケンカラーでグループ分けされ、尚且つ3ウェーブスタートとなりました
ので混乱なくスタートできるか多少不安もありましたが、各ウェーブ共に問題はなかった様でした。
今回は私にとって4回目の参戦となりましたが、後に控える勝負レースのために42km走の練習として楽しく参加させて
いただきました。
1回目のニューヨークシティマラソンは沿道の応援に応えたり景色もしっかり楽しみながらの走りでしたが、2回目・3回目は
故障などもあり余裕のないマラソンとなってしまい記録もワーストに近いものでした。
私が参加した数年の大会では天気も良く気温もマラソンに適したものでしたが、2008年は最低5℃・最高10℃の気温で
例年より5〜7℃低く、また風があったため特にレース序盤は寒さを感じました。
普段のレースでは全くトイレに行きませんが、今回はスタート後早々に行くこととなりました。記録は気にしておりません
でしたが、結果的には目標タイム(3時間20分)に若干届かない記録となりました。
ニューヨークシティは参加人数が多いこともあり、落ち着いてスタートできれば前半オーバーペースとならずに走ることが
できます。 最初のゆるい上りとなる橋の途中でハーフ地点となりますが、ここまで目標ペースで走る事ができれば後に
待ち受ける難所もクリアすることはできます。(ハーフ通過:1時間37分)
但し10kmまでをオーバーペースで入ってしまうと硬い路面の影響で普段のマラソンよりも早い地点で足の重さを感じること
となり、25kmからの難関クィーズボローブリッジをイーブンペースで走り通すことができなくなるかもしれません。
今回、幸いにも私はペースダウンすることなくクィーンズボロー橋を渡り、いよいよマンハッタンに降り立ちます。
一番街で迎えてくれる大勢のニューヨーカーを見た瞬間に、私は毎回鳥肌が立つほどの興奮・感激を覚えます。
ファーストアベニューの両側歩道では3重4重にもなった応援の方がランナーへ声援を送っています。 元気なランナーは
歩道近くを走り更に元気をもらいますが、ペースダウンして今にも歩き出しそうなランナーは声が届かないセンターライン
寄りをうつむき加減に進みます。 今年は珍しく声援に応える余裕もあり快調にブロンクスへ向け走りました。
ひたすら長いファーストアベニュー(約6km)を走り終えた後にブロンクスへ渡る橋を通過します。 この橋は短い距離です
が、アスファルトではなく鉄格子のため32km走ってきた足には堪えます。(一部にカーペットが敷いてあります)
ブロンクスでは応援風景が変わり、残り10kmということもあり少し気分的には楽に走ることができます。
暫く走ると遠くにセントラルパークの森が見え始めますので、ここでもう一踏ん張りです。ここまで来れば、あとは
セントラルパークの中で熱狂的な応援をもらって完走は間違いないでしょう。
昨年は40kmで左ハムが痙攣し完全にストップしてしまいましたが、今年は無事ゴールまで走りとおすことができました。

「走る添乗員」のツアーレポート
■2008年ニューヨークシティマラソンツアーレポート
■日程:10/30(木)発 6日間
■発着地:東京、福岡

今回も成田空港から全日空の直行便を利用してニューヨークへ出発いたしました。 
ニューヨーク到着後、先ずはツアーバスにて大会EXPO会場へ直行してゼッケンの受取りをいたしました。
例年、木曜日は会場の混雑も少なくゼッケン受取りがスムーズなだけでなく大会オフィシャルグッズの買い物にも
おすすめです。 人気のあるウエアなどの商品は木曜日中に売り切れることもあります。
到着日の気温は例年に比べ若干低い(最高12℃)ものの晴天であったため、その後の市内観光も楽しめました。
毎年当社のツアーでは大会オフィシャルホテルとなるニューヨークヒルトンに宿泊いたします。
セントラルパークに近いことが選手だけでなく応援の方にも大変喜ばれている理由からですが、個人的にはホテルロビー
で招待選手(ラドクリフ選手など)と遭遇する楽しみも実はあります。
ホテル到着は予定通りチェックインタイムの16:00頃となりました。
1日目は移動を含め長い1日となりましたので、夕食は各自軽く済ませて早めの就寝となりました。
2日目の朝は早起きをしてゴール会場となるセントラルパークで軽いジョギングをしました。
その後のフリータイムでは、みなさん市内散策やショッピングなどで楽しみました。
大会前日の土曜日は各国から集まったランナーが「国際フレンドシップラン」で交流をいたします。
到着後土曜日まで晴天が続きイベントも大変盛り上がりました。
今年は例年集う国連本部横の敷地が整備中であったためか近くの通りでセレモニーが開催されました。
昨年は北京オリンピック代表選手の国内選考会が同日にあったため、セントラルパークにゴールすることはできません
でしたが今年は例年通りセントラルパークまでの4kmをみなさん仮装をしながら楽しく走りました。
土曜日はその後フリータイムとなりますが、大会に備えゆっくりされる方、夜までたっぷり観光される方と様々でした。
夜、朝食用のお弁当をお渡ししてみなさんへ当日出発の確認を行いました。
昨年に引き続き今年も11月第1日曜日がサマータイム終了となりますので、大会当日の午前02時00分より冬時間に切り
替わるというややこしい状況でした。 そのため、就寝前に時計を1時間戻すことを伝えて私も就寝。
当日の朝は早めにホテルを出発して会場へ向かいました。
スタート会場にはすでに多くのランナーがいましたが、無事にテント内に場所を確保することができました。
毎年到着後スタートまでかなり時間がありますが、大会が用意したコーヒー・ベーグル・ヨーグルトなどを食べながら、
またみなさんでおしゃべりをしながらテントでのんびりと過ごしました。
余裕をもってスタート1時間程前には選手が多いため各ゼッケンカラーのスタートエリアへ移動をいたします。
スタート前の記念撮影の後、全員の完走を誓い合いました。

今回は初フルの方もいましたがハートフルマラソンツアーご参加の選手全員楽しく完走できました。
毎年ニューヨークタイムスに完走者の記録が掲載されますが、ラストに掲載されるランナーの記録が年々早くなり今年の
記録は、5時間00分43秒(29979位)でした。 参加される方はぜひ目標に! 
因みにニューヨークは制限時間がありませんのでリタイアしなければ全員完走することができます。 
ファンランの方もご心配なく…
夜は日本食レストランにて「マラソン交流夕食会」で楽しい一時を過ごしました。
みなさん今回のレース報告やご自分が完走された各地のおすすめマラソン大会などの話題で大変盛り上がりました。
ツアーは大会翌日の月曜日にニューヨークを出発いたします。
延泊をされる方を除くみなさんで元気にホテルを出発、ツアーバスにて空港へ。
次回またどこかのマラソン大会やハートフルマラソンツアーでお会いしましょうという言葉を交わし、全日空の直行便にて
一路帰国の途へ。

ランナーであれば一度は参加していただきたい「走る添乗員」一押しの海外マラソンです。
2009年は40回記念大会。 
2009年のニューヨークシティマラソンツアーも「走る添乗員」が同行してお世話いたします。
お一人参加の方も初フルの方も安心してご参加ください。

■ニューヨークシティマラソンツアーフォトメモリー
到着日、大会EXPO会場前にて記念撮影 2日目みなさんで一緒にモーニングジョグ
フレンドシップランにて記念撮影 スタート前の記念撮影
■ニューヨークシティマラソンコースイメージ
スタート前のベラザノナロウブリッジ         スタートラインへ大移動               橋から見える自由の女神を忘れずに!
ハーフ手前の登り坂(橋)               難関のクィーンズボローブリッジ          熱狂的な応援がランナーを後押し
ブロンクスへ渡る橋手前               鉄格子の路面は足に堪える             あとはセントラルパークを目指すだけ
ようやく辿り着いたセントラルパーク         公園内は選手を待ち受ける応援の人人人    ラストはスタンドの応援に手を振って感動のゴール!
写真提供:ツアーご参加の山本さん
NYC4回完走 「走る添乗員」
ハートフルツアーズ マラソンデスク