「走る添乗員」のツアーレポート
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ニューヨークシティマラソン・大会&ツアーレポート

「走る添乗員」の大会レポート
■2007年11月4日(日) 大会開催
■「走る添乗員」参加種目:フル
■記録:3時間45分

ニューヨークシティマラソンは今回で3回目の参加となりました。
毎年私のコンディションが悪いのか、方角が悪いのか、時期が悪いのか良い記録が出たためしがありません。
特に今年は6月から故障をしながらの参戦でニューヨークが12戦目となり、回復の兆しもないままスタートラインに
立つこととなり不安な状態…。
しかしながらスタート時刻が近づいてくると不安なコンディションながら、ニューヨークシティマラソンに参加できる
喜びが湧いてきて気持ちは高ぶってきます。
今回の目標は9月に参加したベルリンの悪夢(20km付近で故障している左ハムが痙攣→固まる→止まる)もあり、
ゴールまでとにかく走りきること。 記録としては5分ペースを守って3時間30分以内の設定。
私は早いゼッケングループの「ブルー」からスタート。 毎年のことながら大きなランナーの肘鉄をもらわない様に
慎重に走りやすいスペースを確保しながら走り出します。 ベラザノナロウブリッジから自由の女神を眺めるときが
私にとっての最初のニューヨークシティマラソン感動ポイントです。
序盤は足の故障も気にならず設定ペースよりも早くなってしまいましたが、いつものペースに比べれば抑え気味の
タイム(10km:47分01秒、20km:1時間34分58秒、ハーフ通過:1時間40分25秒)を刻んでいきます。 過去参加の経験
から硬い路面対策をしているにも関わらず、やはりハーフ過ぎたあたりから足に違和感が出てきました。
25km過ぎに迎える最大の難関「クィーンズボローブリッジ」の上りはさすがに今回のコンディションでは応えます。
難関の橋を渡りマンハッタン島にたどり着き、一番街に入るときの声援はレースで一番と言って良いほどの感動です。
しかしながら25km以降は5分ペースも維持できない位のペースダウン。 しっかりと走れないランナーにとっては一番
街の長い長い直線(5km以上)は精神的にもきついです。 (30km:2時間27分24秒)
調子の良いランナーは大きな声援を受けて、長い直線もイーブンで走り切れるでしょう。
その後35kmまでに5分30秒/kmまでペースは落ち込み、39km手前でセントラルパークに入りいよいよ足の痙攣も
頻繁に起こりついに40km付近で完全に固まり、そして立ち止まってしまいました。
後方から来るランナーをなんとか避けながら道路端へ移動、そして大会ボランティアに叱咤激励されることに…。
ストレッチをして何とか歩くスピードでジョグを再開。 ようやく辿り着いたゴールの時計は3時間45分02秒。
またしてもレースは不満足な結果となってしまいましたが、ニューヨークシティマラソンのコースや応援は期待を
裏切ることなく素晴らしく三回目の参加でもまた感動することができました。
2008年大会にはコンディションを整えて参戦したいところですが…。

「走る添乗員」のツアーレポート
■2007年ニューヨークシティマラソンツアーレポート
■日程:11/1(木)発 6日間
■発着地:東京、大阪、名古屋、小松

今回も各地からご参加いただいたランナーみなさんで楽しくツアーを実施できました。
東京以外からご参加の方は成田空港へ国内線でご移動いただき、成田空港でみなさまご集合となりました。
ご集合・出国手続の後、全日空の直行便で一路ニューヨークへ。 
直行便で乗り換えがないことと、ニューヨークには午前中に到着でき初日を有効的に活動できるという理由で、今年も
全日空の利用となりました。
到着後、ツアーバスにて先ずは大会EXPO会場へ直行。 ゼッケンの受取りや大会オフィシャルグッズなどの買い物の
後に市内の観光をいたしました。
天気にも恵まれて晴れた日中は半袖でも大丈夫な位の陽気で、観光も楽しむことができました。
今回の宿泊先であるニューヨークヒルトンには16:00頃到着。
長い1日ということもありこの日は軽いお食事(夕食)をしてみなさん早めにゆっくりとされました。
2日目の朝は早起きをしてゴール会場となるセントラルパークで軽いジョギングをしました。
ニューヨークヒルトンからは歩いても5〜6分の距離なので、昼間にゆっくりとジョグをしたり散歩気分でウォーキング
などもおすすめです。 2日目はフリータイムなので市内散策やショッピングなどで楽しまれました。
大会前日の土曜日朝は各国から集まったランナーの交流親善を目的に「国際フレンドシップラン」が開催されます。
従来では米国人を除く外国人となっておりましたが、今年は米国在住のランナーも参加する企画となっておりました。
国連本部でのセレモニーの後、ヒルトンニューヨーク前までの2.8kmを仮装などしながら楽しく走ります。
例年ではセントラルパークまでの5km余りを走ってゴール後は、ベーグルなどの簡単な朝食をとりながら大会当日の
マラソンフィニッシュゲート前付近で各国のランナーと交流をしておりましたが、今年のゴール場所は公道ということも
あり楽しみにしていた交流の機会も少なかった様に思います。
この日はみなさんのんびりされて大会に備えました。 
例年10月最終日曜日で終了するサマータイムですが、今年は大会当日の午前02時00分より冬時間に切り替わるという
ややこしい状況。 夜、お弁当(朝食)をお渡ししながらみなさんには就寝前に時計を1時間戻すことを伝えて就寝。

いよいよ大会当日。 今年は大会シャトルバスを利用するランナーは早めの出発をする旨の大会インフォメーションが
ありましたため、例年より若干早めにホテルを出発するスケジュール。
天気は晴れの予報。 ここ数年温暖化の原因もあり早朝でも震え上がる様な寒さはありません。
ホテルを出発するときもウィンドブレーカーやカッパを着る程度の寒さ対策で問題なく、大会シャトルバス出発場所の
ニューヨーク市立図書館前へ徒歩で移動しました。
例年より早めの到着となりましたがスタート会場には多くのランナーがすでに集まっておりました。
ニューヨークシティマラソンはゼッケンカラー毎に荷物預けや朝食場所、スタートラインも分けられているため全員が
移動に便利な場所を「走る添乗員」が素早く確保いたします。 今年も無事にベストポジションを確保!

スタート会場にはコーヒー、ベーグル、ヨーグルトなどもあります。 ツアーご参加のみなさんでおしゃべりをしながら
スタートまでの時間をのんびりと過ごします。
ツアーご参加の方でスタート前の記念撮影の後、全員完走を誓い合い、各自ゼッケンカラー毎のエリアにて荷物を
預けてスタートラインへ向かいました。

世界最大級のニューヨークシティマラソンには40,000人を超えるランナーが登録し、38,000人以上完走するという
スケール。さすがに「走る添乗員」でもツアーご参加者を探すことは困難なため完走後にご報告していただきます。
今回は初フルの方がいらっしゃらなかったこともありますが、ほぼみなさん目標に近いタイムで完走となりました。
夜は日本食レストランで応援の方も一緒に「完走夕食会」で楽しい一時を過ごしました。
ご参加者の中には海外マラソンの参加だけでも70回という大ベテランの選手もいらっしゃいました。
世界各国の色々な大会の参加体験談や練習内容などを聞かせていただき、「走る添乗員」も大変勉強となりました。
翌朝、若干足を痛めた方もいらっしゃいましたが元気にホテルを出発して空港へ。
次回またどこかのマラソン大会やハートフルマラソンツアーでお会いしましょうという言葉を交わして一路帰国の途へ。

2008年も「走る添乗員」が同行してお世話いたします。
ぜひ一度は参加していただきたい「走る添乗員」一押しの海外マラソンです。
ご興味のある方はぜひお問合せくださいませ。

■ニューヨークシティマラソンツアーフォトメモリー
到着日、大会EXPO会場前にて記念撮影 2日目ご希望されたみなさんと一緒にモーニングジョグ
フレンドシップランにご参加されたみなさんで記念撮影
(国連本部前にて)
スタート会場で偶然会った小出さんと記念撮影 スタート前の記念撮影(スタート会場内のテントにて)
ハートフルツアーズ マラソンデスク