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ニューカレドニアマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2012年7月29日(日) 大会開催 (曇り・24℃/17℃)
■走る添乗員® 参加種目:ハーフ
■記録:1時間31分25秒

今年でニューカレドニアマラソンは6回連続の参加となりますが今までで一番参加人数が少なかったかもしれません。
特にフルは日本人の参加比率が高いため日本人選手の減少がそのまま全体の人数減少に影響してしまいます。
毎年ローカル選手の会場到着が遅いということもありますが、やはりスタート会場はやや寂しい感じがします。
スタート30分程前になりようやく整列場所は少し賑やかになってきましたが、南の島らしくのんびりした雰囲気で会場
や選手に緊張感は見受けられません。 日本人選手は笑顔で記念撮影する方などもいて楽しんでいる様子です。
私は例年シーズン最後の5月のフルマラソン後にかなり練習量を落として疲労を抜くことにしておりますが、開催日が
例年より早まったこともあり春先の貯金でどの位走れるか脚試しのつもりで、そして秋本番へ向けての良い実践練習
にする気持ちでスタートいたしました。
今回の目標は昨年逃した年代1位を獲ること。 そして終盤ペースアップしてきっちり走れるかをポイントに置きました。
当日の天気は曇り時々晴れ。スタート後暫くして気温が上がりはじめやや暑さを感じましたが、海から涼しい風がふき
時折強い向かい風や追い風となりましたが序盤は概ね走りやすいコンディションであったと思います。
リゾートホテルが集まるアンスバータの折り返しコースでは多くの声援があり、また日本から駆け付けてくれた太鼓
奏者による応援がいつものレースと異なる雰囲気を演出して選手の気持ちも盛り上げてくれました。
コースは序盤の1周回を除きJの字をハーフは1往復、フルは2往復となります。 
フラットなアンスバータを走った後は遠い折り返しポイントへ向かいますが、選手にとって最初の難関となる長い上り
坂が待ち受けます。 どのレベルのランナーでもレース序盤を終えて調子が上がってくる頃となりますのでついつい
勢いよく駆け上がってしまいたくなります。 私はいつも最初の登りでローカル選手に何人もまくられますが、追うこと
はせず心拍数が極端に上がらない様に冷静に登ります。
その後の長い下りで思うようにペースが上がっていない選手を楽に抜き返すと必ずと言っていい程、数名のローカル
選手に付かれます。 背後は気にせず右手に広がる美しい海を眺めリラックスしながら中盤から少しづつペースを
上げます。この大会ではゼッケンを胸に1枚付けるだけなので前を走っている選手がフルかハーフかわかりません。
今回は順位をレースの目標としたため序盤の周回でも確認してはおりましたが、フル・ハーフが混在し、また抜きつ
抜かれつが多く把握できないため最後の折り返し地点で再度自分の順位を確認しました。
結局のところ総合順位はわかっても年代まではわからないため折り返し後は抜かれないことだけを考えました。
フルの選手はハーフの折り返し地点を通り過ぎてまだ先へ行くため、ゴールへと向かうコース上の選手はまばらと
なります。ツアーのみなさんとすれ違うまではペースダウンしない様、わずかなプレシャーを自分に課して前の選手
を追いました。
アンスバータと折り返しの間にあるアップダウンは2か所ですが折り返し寄りにある坂はそれ程きつくありません。
しかしここでペースダウンする選手も多く数名の選手を抜くことができました。 次の坂はカーブが幾度も続きながら
とても長い坂で正念場となるポイントです。 
がんばってはいましたが1m90cmはあろうかという大きなローカル選手に抜かれてしまいました。 
登り切った後も急な下り坂でタフなコースです。 フルは2往復するわけですから本当に最後のこの坂は大変です。
私はいつもハーフでほっとしつつ、その下りを利用して残り1km少しをロングスパートします。 下りで先の大きな
選手を抜き返し、会場手前で更に一人パスしてゴール。
結果的に1位には42秒届かず目標達成とはなりせんでしたがこの時期にしてはまずまずのレースができました。
今年のレースは順位目標を立てた時の惜敗が続き、追い上げ型のレース展開には限界があると感じました。
やはり勝負に出るときは前半からいかないと得ることはできませんね。
来年また同じ目標でチャレンジしたいと思います。

  

走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2012年ニューカレドニアマラソンツアーレポート
■日程:7/25(水)発 6日間、7/27(金)発 5日間
■発着地:成田、関空

今年は少人数でのニューカレドニアマラソンツアー実施となりました。
ハートフルマラソンツアーではどの大会でもお一人参加の方が多いのですが、今回は過去に例のない全員が
お一人参加でした。 成田空港のご集合で自己紹介していただいた後、直ぐに和気あいあいとお話しをされ、まるで
以前からのお知り合いだったかの様です。
フライトは予定より若干遅れて成田を出発、エアカランの直行便にてニューカレドニアへ。予定より若干遅れて
トンツータ国際空港に到着。 空港の大幅改修工事は
2年以上も遅れておりますがまだ完了しておりません。
私が最初に来た頃と比べればかなり国際空港らしくなってきた様に思います。
到着時の天気は晴れて気温も予想より高めですが、猛暑の日本から来た私達には気持ちの良い暑さという感じです。
空港出発後、午前中は市内観光を兼ねてマラソンコースの下見をいたしました。 昨年より変更となったコースは
折り返しポイントが多く少し複雑なため詳細なコースマップをご用意して説明させていただきました。
午後1時頃ホテルに到着し、軽い昼食の後にチェックインとなりました。
夕刻、フライトの疲れをほぐすためにみなさんで軽いジョグをいたしました。 シトロン湾からはとても美しいサンセットを
見ることもできてからだも心もリフレッシュできました。
フライトの疲れと寝不足もありこの日はみなさんぐっすりと眠られたことと思います。
2日目も朝から晴天となり観光日和。 昨日より風が少し強いですがとても心地良いです。
オプショナルツアーや市内散策などでみなさん楽しまれました。 大会前日の早朝は関空からご参加の方も加わり
コースを実走して終盤のポイントとなるアップダウンを確認しながらジョグをいたしました。 この日は雲が多く昨日より
かなり涼しい感じです。 気持ち良い汗を流した後、ご参加のみなさんでご朝食に行かれました。
その後みなさんで12:00からの開会式&パスタパーティーに参加して選手交流など楽しまれました。
今回はニューカレドニアマラソンとの姉妹マラソンを開催している立川市から太鼓奏者の応援団が招待されレース中
や表彰式などで太鼓演奏を披露してくれるとのことです。 例年のマラソンでは静かな海を見ながら終始のんびりと
走るレースでしたが、今年は力強い演奏でランナーの背中を押してくれることでしょう。
開会式の始まる昼頃はまだ陽射しが射すこともありましたが、その後は強い雨が降ったり止んだりのあいにくの天気
となってしまいました。 イルデパン島のオプショナルツアーへ行かれた方はお帰りのフライトが大幅に遅れてしまい
ホテルのご到着が夜9時30分頃となってしまいました。
大会当日は雨の心配はなさそうですがやや風が強く海沿いのコースは影響を受けそうです。 スタート45分程前に
会場のツアーテントへご集合いただきみなさんでストレッチ、記念撮影をして整列場所へ移動いたしました。
相変わらずローカル選手の会場入りは遅いため会場は閑散としておりますが30分程前から整列場所は賑やかに
なってきました。 例年より参加人数が少なくなりましたのでよりスムースに選手はスタートすることができたと思い
ます。天気は途中から陽射しが照りつけ気温も上昇いたしましたが、コース所々で吹く風が体温を下げてくれます
ので例年より走りやすかった印象です。 
今回は第30回記念大会ということもあり例年フルの選手だけであった完走メダルがハーフの選手にも渡され手に
されたみなさんは感激の様子。 初レースの方もいらっしゃいましたがみなさん笑顔で完走いたしました。
夕刻からの閉会式には日本人を含む多くの選手や応援の方が参加されました。
表彰式では学連合宿を兼ねて参加した学生選手と招待選手の日本人がハーフの上位をほぼ独占する活躍で会場を
盛り上げてくれました。 また日本から参加した幅広い年代のランナーがフル・ハーフの年代別に多く表彰されました。
地元の選手はハーフの参加が圧倒的に多いためフルマラソンのエントリー数は少なく、フルに参加する日本人ランナー
にとっては年代別で表彰される可能性が非常に高い大会です。
ローカルなとても小さい大会ですがやはり表彰されるのは大変うれしいものですね。
表彰式や太鼓演奏、地元の踊りなどを楽しんだ後にツアー交流夕食会のレストランへと移動いたしました。
美味しい食事とワインを味わいながらマラソン談義でとても楽しい夕食会を過ごしました。
沖縄から参加されたお二人の方を中心に帰国後の再会はぜひ沖縄のマラソン大会でと盛り上がりました。 
成田のみなさんは昼のフライトで、関空の方は一日のんびりされて深夜発のフライトで日本へ帰国いたしました。
今年は大会開催日がツアー募集後に急遽変わってしまい参加できなくなった方もいらっしゃいました。
今年参加できなかったみなさんのためにも来年の開催日が早く決定されることを祈りつつ、早めに企画募集できる様
準備したいと思っております。


■2012ニューカレドニアマラソンツアーフォトメモリー
気持ち良い天気で観光を楽しみました       ウァントロの丘にてみなさんで記念撮影       ヌーメア中心地の朝市を見学
サンセットジョグでからだをリフレッシュ       少し雲がありましたがきれいなサンセットで感激
土曜日の早朝はコース一部を実走         曇りの天気で例年より涼しく走れました      ホテル近くのアンスバータビーチにて
開会式会場には30回の歴史などが紹介      開会式・コース説明等は仏・英・日本語にて進行 やや茹で過ぎのパスタですがカーボランチで満腹
曇りの予報でベストなコンディションとなりました。 スタート前の記念撮影
ハーフの方が余裕?でゴールに向かいます    普段から裸足ラン!余裕のハーフ完走      ハーフ終了後はフルの選手を応援!
ハーフの方はみなさん予定より早くゴール     終盤気温が上がりましたが見事にフル完走    最大の難関となる最後の登りを乗り切れば…
さあ残りはわずか100m ラストスパート!      ゴール前のスタンドからも声援が飛びます    ゴール写真は夕方の表彰式でプレゼント
夕方からの表彰式では日本人も多数表彰     ツアーご参加者がハーフ年代別で見事2位に!  表彰式後、太鼓演奏等でも盛り上がりました
和気藹々と楽しい交流夕食会となりました    来年は大勢のご参加者で楽しみたいと思います  
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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