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ヘルシンキシティマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2015年8月15日(土) 大会開催 (晴れ・最高22℃/最低13℃)
■走る添乗員® 参加種目:フルマラソン
■記録:3時間32分35秒

2回目となるヘルシンキマラソンは昨年の反省から無理のないペースで走りきることを目標にしました。
スタート15分前にアップ、トイレを済ませてゆっくりと整列。
コペンハーゲンマラソンでも同様でしたがスタートラインから2時間30分のサインまではぽっかりと空間があり、
10分前になっても誰も立つ選手がいません。 マナーとしては勿論素晴らしいことですが優勝ラインのアスリートで
あれば目標タイムとは関係なく整列しても何の問題もないでしょう。 他の地域都市ではあまり見られない光景です。
5分前となり全員がスタートラインまで移動、カウントダウンの後スタートとなりました。
多くの日本人選手同様に、猛暑でこの一か月はほとんど走れていない状態のためオーバーペースにならないこと
だけ注意して序盤を走りました。
スタート後一般道に出て暫く緩い上り坂を走っていると左から(選手は右側通行、歩道寄りの1車線)路線バスが
接近してきました。 暫し並走の後に右のウィンカーが点滅。 前方を見るとバス停があり立っている人も…
よもや選手のレーンに入ることはあるまいと思っていたところバスはそのまま停車して、待っている人が乗車しようと
動き出しました。 幸いにも私の周辺は切れ目なく走っていましたので横断されることはありませんでしたが
きっとどこかのタイミングで横断して乗車したことでしょう。
海外マラソンでは日本の大会の様に常に安全に確保されたコースを走れることばかりでありません。
自己責任で走る意識を常に持ってレースに臨むことが必要です。
コースはその後、横に並べば3人程で一杯になりそうな狭い歩道を通ったと思ったら、次は未舗装の道を土ボコリを
あげてランナーが走って行きます。 序盤の5kmが24分09秒、少しペースが早かっため修正しながら湾を望める
コースを進みます。 
時折ある小刻みなアップダウン、太鼓橋の様な短い橋を通過するなど若干タフなコース設定ですが楽しみながら
ペースを維持して走ります。(10kmは49分29秒で通過) 
11km過ぎの橋ではバルト海からの気持ち良い風を感じ、景色も楽しみながらシティ中心部へ入って行きます。
気温は20℃を下回ることはありませんでしたが湿度が低いため木陰では涼しく感じました。 
エイドステーションは13か所あり水・スポーツドリンクをベースに中盤以降は塩分補給にピクルス、エネルギー補給に
バナナやジェルがあり充実しています。
週末の市民憩いの場となる公園沿いコースでは多くの声援をいただき小さな子供とハイタッチをしながら走りました。
遠くに大型客船が見えてくるとまもなくシティの中でも最も賑わうエスプラナディ通りです。
ここではより一層の声援があり元気をもらえます。 しかしながらこの付近は石畳で走りずらさがあり、また膝と足首に
負担がかかる区間です。 コースの途中ではすれ違う区間が2か所ありツアーご参加の選手を探して数名の方には
声をかけることができました。 ハーフを通過(1:43:39)した後、オリンピック陸上競技場を目指し北上。 
フィンランディアホール界隈でも多くの声援をいただきトーロ湾遊歩道を通り再びスタート場所へ戻り2周回目へと
入って行きます。 1周回目で大凡の高低差を把握できたため上り坂では故障中のハムに負担をかけない様に
ピッチを狭めペースも落して無理をせず、下りと平地で少しスピードを上げて5分/kmペースを維持します。
練習不足で覚悟はしておりましたが30kmを超えて脚の重さを感じはじめました。 ズルズル落ちない様に周囲の
ランナーと競いながらペース維持に努めますが徐々にペースが落ち始めました。 
序盤少しの貯金があり35km(2:54:48)通過までは5分/kmペース平均で走れましたが、その後ペースを戻すことが
できずそのままオリンピック陸上競技場の中へ。
オリンピック陸上競技場内でフィニッシュできるマラソン大会はそう多くはありませんので自然に脚にも力が入ります。
音楽のリズムに合わせてスタンドの応援者からは多くの拍手。 ビジョンにはフィニッシュシーンと同時に記録が順に
表示されていきます。 場内に入る際には選手名のコールもあり会場内は大変盛り上がっておりました。
その雰囲気を楽しみながらトラック半周程走ってフィニッシュ。 
終盤失速した点で課題は残りますが今の状態を考えれば満足できるレースでした。
全体として上り区間の方が距離が長い印象でしたので記録更新は難しいかもしれませんが、昨年よりも楽しめる
コース設定となっておりました。
運営面ではまだ少し改善の余地ありですが全体的な評価としては高得点です。
時期的に十分な練習を積んでレースに臨むことは難しいかもしれませんが、バケーション気分で気楽に参加する
には最高の大会です。
サマーシーズンのマラソン大会に参加されたい方へおすすめいたします。

走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2015年ヘルシンキシティマラソンツアーレポート
■日程:8/13(木)発 6日間
■発着地:東京、名古屋、大阪

昨年に引き続き2回目のヘルシンキマラソンツアーには、北は東北から南は九州そして沖縄まで全国から多くの
ご参加をいただき実施いたしました。 今年は昨年以上に夏の北欧ツアー人気が影響してか定員以上の座席確保
が困難で数組様お断りとなってしまい申し訳ございませんでした。
成田、中部、関空各地からの直行便をご用意いたしましたので、ヘルシンキ空港にてみなさま合流となりました。
到着日のヘルシンキのお天気は晴れで気温21℃。 陽射しは強いものの日陰に入ると冷んやりしてとても心地良い
です。 この日はホテルへ直行して夕刻前にチェックインとなりました。
夜9時過ぎまで昼間の様な明るさで中央駅周辺は地元の人達に加え多くのツーリストが集まりとても賑やかでした。
ツアーご参加のみなさんも早速夕食やお買い物などでお出かけになりました。
翌朝、選手のみなさんでコース一部と会場の下見を兼ねて調整ランを行いました。
早朝は13〜14℃位の気温で最初肌寒く感じましたが走り始めたらとても快適で、日本の蒸し暑さをすっかり
忘れてしまいました。 調整ランを終了する頃には気温も上がり始め2日目も雲一つない快晴で最高の観光日和。
朝食後、午前はトラムを利用して市内観光ポイントを巡り、午後のフリータイムは各自で散策されました。
夕刻ホテルで再集合してEXPO会場へ向かいゼッケンを受け取りました。
ヘルシンキマラソンはKidsも含めた全種目でも7,000名位の大会規模ですので会場はとてもこじんまりとしていて
分かりやすく、また混雑もなくゼッケンの受け取りもスムーズでした。
大会当日も晴れて暑くなりそうですが湿度は低く、木陰ではひんやりと大変心地良い天気。
しかしながらスタート時点が最高気温となる見込みですのでやはり暑いレースとなりそうです。
朝食を済ませた後も時間には余裕があり、午後3時まで間伸びして何とも緊張感や集中力が高まる感じがありません。
ファンラン気分の我々とは異なりトップアスリートには多少なりとも影響は生じるのではないかと思われます。
12時前に昼食のお弁当をお渡し、1時間前に会場へ到着できる様にホテルを出発しました。
会場到着後、みなさんで記念撮影、ストレッチをして各自スタート前の準備をいたしました。
スタート時の気温は日中最高の21℃程。 通常ではかなり暑いレースを覚悟するところですが、湿度が低く
時折吹く風も涼しいため楽しく走れそうです。
待ちに待った午後3時にオリンピック陸上競技場前の周回道路よりフルマラソンの選手が一斉にスタート。
地元選手の家族など応援の方も多く会場に来てスタートを盛り上げてくれました。
大規模な大会と異なりストレスなくゆったりとした流れでスタートできるのは選手にとってとても嬉しいことです。
コースが昨年より若干変わり少しタフ差が増した印象でした。
レースはやはり気温が高くアップダウンが多いことに加え、何より猛暑による練習不足から脚を攣ってしまった方も
多くかなり苦しんだ様子。 それでも予想以上に多かった沿道の応援で最後まで頑張れたとのことでした。
ご参加者の中にはコース途中の沿道で地元の方のピンポンゲームに入り、必要以上に?レースを楽しんだ方も
いらっしゃいました。 日本のレースではあまりないコース設定にワクワクさせられる事もあり、最後まで頑張れた
のではないかと思います。 ツアーご参加のみなさんは見事全員完走となりました。
普段よりかなり遅いツアー交流夕食会となりましたが、応援の方も含め全員元気にご参加いただき、マラソン談義と
美味しい日本食をいただきながら夜遅くまで楽しみました。
翌日のフリータイムはタリン1日観光のオプショナルツアーに参加されたり、各自ショッピング等で楽しまれました。
ヘルシンキ4泊の滞在中は帰国日まで毎日快晴のお天気で、みなさんマラソンも観光もたっぷり楽しめた様です。
ヘルシンキマラソンは8月の開催となりますのでレースへ向けての練習が十分とはいかないかもしれませんが
とても楽しめる夏の海外マラソン大会です。
来年の夏休みは日本の猛暑を脱出して北欧フィンランドのヘルシンキマラソンに参加してみませんか?
2016年ヘルシンキマラソンツアーもエントリーの代行手続から現地でのマラソンご参加まで走る添乗員®が
しっかりサポートいたします。

■2015ヘルシンキシティマラソンツアーフォトメモリー
早朝にみなさんで調整ラン              トーロ湾沿いのレース本番コースを試走     会場内の大型アシックスシューズ前で
トラムを利用して市内を観光             市民だけでなくツーリストの便利な足        岩をくり抜いて作られてテンペリアウキオ教会
高台にそびえるウスペンスキー寺院        港と高さの揃った建造物が美しい街並みをつくる ヘルシンキ大聖堂をバックに
賑やかなエスプラナディ通りのマーケット      新鮮な野菜やベリーがとても美味しい       オールドマーケット内には新鮮な魚も手に入る
ヘルシンキ大聖堂の前で記念写真
オリンピック競技場に併設するスポーツ施設がEXPO会場                         アシックス始めマラソン関連のブースが出展
応援の方も一緒にみなさんで記念撮影
当日はマラソン会場まで徒歩で移動        会場規制は厳しくなく応援の方も観戦しやすい  1時間程前から会場も賑やかになってきました
待ちに待った午後3時にスタート!         フル4,000名の選手が続々と走り出していきます  レースをたっぷり楽しんできま〜す♪
ツアーご参加の選手が総合4位で2周回目へ   走る添乗員も2周回目へ(この時点は元気)    周回コースは応援がしやすく好評の様です
スタート前の記念撮影                        夜遅くまでツアー交流夕食会で楽しみました
大会翌日、お申込みの方でタリン1日観光へ   晴天となり青い海と空が一層美しい        カドリオルク公園のきれいな庭園
聖オレフ教会からの眺めが素晴らしい        旧市街を囲む城壁はまだ多く残されている    エストニアの地ビールも美味しくいただきました
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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