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シカゴマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2015年10月11日(日) 大会開催 (晴・最高21℃/最低12℃)
■走る添乗員® 参加種目:フル
■記録:3時間23分32秒
2011年参加の際は暑さで後半バテてしまった失敗レースであったため、今回はリベンジの気持ちで臨みました。
エントリーした時点では自己ベストを狙うつもりでしたが夏場の走り込みが十分できず、最後の調整期間に
左ハムと右足底を少し痛めてしまったため少し目標を下げて走ることにしました。
現地入りするまでは気温のことばかりを気にしておりましたが、下見の際に荒れて固い路面の道路が続くことに
気付かされました。
前回参加時のコースも同じでしたので同様に感じていたことと思いますが、暑さの方が難敵だったのでしょう。
一番薄いソールの勝負用シューズしか持参しておらず、若干の不安を持ちながら当日を迎えました。
レース3時間前に起床し2時間半前に朝食を終え、身支度をして1時間前にホテルを出発、徒歩で会場へ
移動いたしました。 スタート会場までゆっくり歩いても10分程の距離ですので自分のイメージしたスケジュール
通りにスタートまで行動できます。 大規模なマラソン大会ではありますが、記録申告と審査によりウェーブや
コーラルが分けられているため思ったほどの混雑はなく最終準備ができました。
コーラルAに整列した私はエリート選手に続き7時31分にスタート。 
公園の木々、朝陽に照らされた美しいビル群を眺め気持ちをリラックスさせ、序盤を無理のないかつ遅すぎない
ペース(4分45秒/km以内)で走ることにしました。 
コース全体としてはフラットですが橋や立体交差での短いアップダウンがあり、市内を東西南北に走るため
コーナーが多く(33回)ペース維持が少し難しい印象です。 
スタート後まもなく緩い下り上りがあり暫くは集団走となるため自分のペースがなかなか掴めません。
深く沈んだマンホールや所々にある大小の穴を選手との接触に気を付けながら避けて進路を見つけることが
かなりストレスとなりました。 
数か所渡る橋の路面は鉄格子で突起物もあり固く痛さも感じました。 車イスレース用に敷かれたカーペットは
中央より半分程のため、走るポジションによってはかなり脚へのダメージも変わってくると思われます。
最初の5kmを21分56秒で通過してやや早くなってしまったため、以降は少し緩めて楽なペースで走りました。
陽射しはあるもののビルや公園内では陰になり暑さを感じることはありません。 
8km手前からニューヨークセントラルパークの1.5倍もある市民憩いの公園「リンカーンパーク」に入ると舗装された
きれいなアスファルトで走りやすくなりました。 
公園出口の10km通過は44分06秒(22分10秒/5km)、その後も北へ向い住宅街を折り返し中心部へ向かって
南下する15km(23分06秒/5km)付近までは道路も比較的補修されていました。 
走りやすい道路とは裏腹に序盤のオーバースピードか固い路面の影響か、10km過ぎに早くも右膝の痛みを
感じましたのでペースを落として暫く様子を見ることにしました。 
ダウンタウンに近づいてくると再び荒れた路面になり進路を気にしながらの走りとなります。
道路はコンクリートまたは小石をつめて固めたアスファルトがほとんどで、やはり脚への衝撃は思っている以上に
受けている様でした。 20kmを1時間30分19秒(23分07秒/5km)で通過すると再びシカゴリバーにかかる橋を
恐る恐る渡りループエリアへ。 序盤のペースより少し落としたため右膝の痛みは少し和らぎ(慣れて)ましたが
大腿四頭筋にはかなり疲労感が出てきました。 
ハーフまでは概ね今回目標の4分30秒/kmペースで何とか通過(1時間35分22秒)いたしましたが、残り半分を
このペースで維持することはとても無理な状態となっていました。 
暫くすると3時間10分(4分30秒/km)のペースランナー及び集団に抜かれ、自分を鼓舞する様に1km程は我慢して
付いていきましたが逆にそこで脚筋力をかなり消耗してしまった様です。
23km程からは5分/kmペースを大きく超え、その後3時間15分ペースランナー、そして3時間20分ペースランナー
および第2ウェーブ以降のランナーにも抜かれ、目標はジョグペースで走り通すことに変わっていました。 
度々のコーナーを経ていよいよ37km過ぎのコース最南端を曲がりダウンタウンへ向け真っ直ぐ北上する5kmを
残すだけとなりました。 元気なランナーにとっては目標となるビル群を目指してペースも上がっていくことでしょう。
しかしながら弱っているランナーにとってこの長い長い直線はとても厳しいものです。
私は歩かず止まらずの完走目標を達成する強い気持ちだけで何とか粘ってフィニッシュラインにたどり着きました。
レース内容、記録共に満足するものではありませんでしたが、気持ちだけ負けなかったことが唯一の救いでした。
欧米の大会で固い路面はよくあることであり多数経験済みですが、今回はさすがにシューズ選択ミスでした。
自身の脚の状態を考えレース用シューズも2足持参がベターだと思いました。
次回参加の際はシカゴマラソン対策シューズで再リベンジしたいと思います。
走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2015年シカゴマラソンツアーレポート
■日程:10/9(金)発 5・6日間
■発着地:東京

2011年以来4年振り2回目のシカゴマラソンツアー企画実施となりました。
今回はツアー枠を準備しておりませんでしたため、リピーターの一部の方へのご案内とさせていただきました。
資格記録保有者の優先枠と抽選枠によるエントリーでしたが、みなさん無事に参加登録完了となりました。
当社の海外マラソンツアーでみなさん顔見知りということもあり、成田ご集合時から自然と打ち解けてマラソンの
お話しで盛り上がりながら出発となりました。
今回のツアー日程は往復直行便を利用した金曜出発の4泊6日で、現地シカゴには同日朝の到着となります。
直行便利用でも11時間程のフライトとなりますので到着時はやはりみなさんは少しお疲れモード。 
それでも予定より早目の到着で入国審査もスムーズでしたので少し負担も軽減されたと思います。
シカゴ到着時の気温は15℃で涼しくお天気は曇り。
オヘア空港を出発し先ずはEXPO会場のあるマコーミックプレイスへ向かいました。
全米一の広さを誇るコンベンションセンターだけあり総敷地面積も巨大です。
マラソンEXPOは一番小さい北館の一部が会場でしたが、それでも他のメジャーマラソンと引けを取らない広さ。
ゼッケンと参加記念Tシャツを受け取った後は暫くフリータイムとして買い物など楽しんでいただきました。
会場は広いのですが出展ブースの数はメジャー大会にしては若干少ない感じで30分もあれば一通り見て回れる
感じでした。 他メジャーマラソンの様に通路を狭くしてビッシリ詰め込むよりは会場内の移動も楽ですし、お目当て
のブースもゆっくり見れますので選手にとっては空間が多い方がストレスもなく良いと思います。
軽い昼食を済ませ会場を出発する頃より雨が落ちてきました。 あいにくミシガン湖沿いの美しいビル群を眺める
ビューポイントでは強風もあって記念写真の後直ぐに退散となってしまいました。
その後ハーフ地点辺りまでコース下見をして、ホテルへは午後1時過ぎに到着となりました。
長い移動時間と時差もあり夕刻までお部屋で小休止。
夜はご希望された方々でシカゴステーキとワインを楽しまれました。
翌朝は選手のみなさんで会場となるグラントパークを下見しながら軽いジョグでコンディションを整えました。
ミシガン湖から昇る朝陽を浴びて赤く輝くビル群は、まるで美しい山々を見てる様な錯覚を起こすくらいの眺めで
シカゴならではの絶景と感じました。
この日は晴れて気温も少し上がり観光日和となり、レースに支障ない程度に各々フリータイムを過ごされました。
大会当日も予報通り晴れて美しい青空が広がりました。 
早朝の気温は12℃位で肌寒さはありますが心配したシカゴ独特の強風はなく良いコンディションとなりました。
ホテルから歩いて会場へ向かい整列場所を確認した後、各自アップなど最終準備をいたしました。 
会場入場の際は選手個々に割り振られたコーラル毎に入場ゲートも決められているものの、当然ながら参加
人数が多いため20分程要しました。 それでもニューヨークやボストンの様に3〜4時間前にスタート会場へ
移動しなければならない事を考えると、スタート1時間前に徒歩でスタート会場へ移動できるシカゴマラソンは我々
選手にとって本当に助かりました。
国歌斉唱の後、午前7時30分にエリートランナーがスタート、そして第1ウェーブのコーラルAから順にグラントパーク
を出発いたしました。
ビルの間を抜ける時に受ける強い風、公園や住宅街を走っている時の木陰で少し寒いと感じた方もいた様です。
昼前頃より気温も上がり始め、終盤は陰になる箇所も減ってきたため少し暑さもありましたが、午前中は20℃まで
上がることもなく4時間30分位までに完走されたランナーにとってはとても走りやすい気象条件だったと思います。
ツアーにご参加いただいた女性ランナーお二人共に3時間30分に迫ろうかという素晴らしい記録で自己ベストを達成。
晴れた青空の下、フィニッシュ後に大会より提供されるシカゴ人気No1の生ビールを飲みながらグラントパークの
芝生に座って各々のレースシーンの話をしながら暫し休息をいたしました。
レースは午前中に終わりましたが、まだ時差に馴染んでいないこともあり夕刻のツアー交流夕食会までの
時間はみなさんお部屋でゆっくりされた様です。
交流夕食会はループエリアにあるアメリカンレストランにてシカゴ名物のディープディッシュピザやリブなどを
地ビールと一緒に美味しくいただきました。
ツアー交流交流会では次回の海外マラソンはどこに参加されたいか等、リピーターのみなさんからご意見を
いただき来年以降の企画を検討させていただいております。
やはり海外ファイブメジャーズを制覇したいとのご意見が多かったので、暫く企画をしていなかったベルリンマラソン
や私自身も唯一参加経験のないロンドンマラソンも近年中に企画募集できればと考えております。
翌月曜日にお一人が帰国され、残りのみなさんは一日ゆっくりと美術館・博物館の鑑賞やショッピングなどで
楽しまれました。
到着日のみ天気が不安定でしたが、その後は晴れまたは時々曇りの日が続き概ね天気に恵まれた滞在と
なりました。
2016シカゴマラソンツアーはまだ未定ですがツアー参加枠の確保が可能となった際にはぜひ企画募集したいと
思っております。
ツアーの募集がなくとも今回の様に資格記録(男性3時間15分以内、女性3時間45分以内)をお持ちの方や
抽選枠を利用して大会参加を希望される方はぜひご相談ください。 
抽選倍率は東京マラソン程ではないと思いますので当選も難しくない!?(今回は全員当選) 
またエントリー登録費用がツアー参加枠の半額位になるのも魅力ですね。
2016シカゴマラソンにご参加希望の方はお早目にご連絡ください!

■2015シカゴマラソンツアーフォトメモリー
EXPO会場にてゼッケンと参加記念Tシャツを受取り後にフリータイム。 オフィシャルウェア(ナイキ)も種類豊富。
平日ということもあり混雑もなくゆっくり見て回れました。                           突然の雨と強風。シカゴらしいけれど…
早朝グラントパークにて調整ジョグ。                                      朝陽を受けて赤く染まるビル群が美しい
ラスト300m手前の陸橋から望む景色        明日の完走を誓い選手みなさんで記念写真   走った後ビール片手にマラソン談義は最高ですね。
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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