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ボストンマラソン・大会&マラソンツアーレポート

走る添乗員® の大会レポート
■2016年4月18日(月) 大会開催 (晴れ・最高22℃/最低12℃)
■走る添乗員® 参加種目:フル
■記録:3時間29分45秒
ボストンマラソンは2010年、2015年に続き3回目の参戦となりました。
このレースで完走できれば私自身のフル完走が100回となり記念すべき日となります。
2010年は連戦と高気温により、昨年は低気温・豪雨・暴風の悪条件で低体温症となり、過去2レース共に
苦い思い出しかありませんでした。
今回は良い思い出となる様に記録を気にせず楽しみながらフィニッシュまで走り通すことを目標としました。
2週前のパリマラソンを回避したものの長年痛めている左ハムなどは良くなっておらず、アップダウンが多いことと
気温の高さに若干不安がありました。
昨年の様な寒さはなくテントでの長い待ち時間もリラックスして過ごすことができましたが、気温の上昇と共に
緊張度も少しずつ上がってきました。
今回は第1ウェーブのコーラル7にアサインされ、昨年より一つ前のブロックからスタートとなりました。
私同様当日のコンディションにより普段のペースで走れないランナーもいたと思いますが、第1ウェーブに登録された
選手は4分30秒/kmペース以内でフルを完走している人達ですので、周囲はそれ以上のペースで走って行きます。
スタート後は7km位まで下り基調でアップダウンが続くため、序盤のオーバーペースは致命的となります。
私は4分45秒/km位で走っているつもりでしたが10km通過が45分36秒となってしまい若干のオーバーペース。
ボストンマラソンは38km付近までアップダウンの繰り返しで平坦な所がほとんどないので終盤へのダメージを
抑えるために10km以降から徐々にペースを落としていきました。
天気が良かったということもあり昨年とは比較にならない程の多くの人が沿道で応援をしてくれていました。
中間地点を1時間38分58秒で通過しましたが、まだ少し早めと感じたため後半は5分/kmペースまで落とすことに
しました。 上りはハムに負担をかけたくないため極端にペースを落とし、下りでその分を取り返すことをその後も
35km位まで続けました。
ハーフ手前でヒラリークリントン女史が卒業されたことでも有名なウェルズリー女子大生の耳が痛くなる程の
熱狂的な声援を受け、後半へ向けて気持ちを盛り上げることができました。
「Kiss me free」のサインで立ち止まることはしませんでしたが、長く続くハイタッチの列に近づいては離れてを繰り
返しながら30人程からエネルギーをもらいました。(手が痛くなりそれ以上は無理でした)
その後も熱狂的な応援を受けながら30kmを2時間25分ジャストで通過し、いよいよハートブレイクヒルへと
入っていきます。 そこまでも数多くのアップダウンを走ってきておりましたが今回は気楽に走っていたためさほど
ペースダウンすることなくボストンの街まで戻ってきました。 残り10km辺りから汗(塩分)の放出により左脚に
数度かるい痙攣を感じたため少しまたペースを落としてフィニッシュを目指しました。
昨年低体温症で立ち止まり・歩きを繰り返した終盤数キロのシーンが蘇ってきましたが、今回は沿道の声援に
応えながら元気に走ることができて良かったです。 ラスト1マイルのサインを過ぎて脚にも少し力が戻ってきました。
いよいよラストの花道となるボイルストンストリートに入り遠くにフィニッシュゲートが見えてきました。
100回目の完走も目前となり少し気持ちも楽になってきました。
3時間30分は切れるだろうと後半に入りタイムを気にしてませんでしたが42kmのラインを過ぎてギリギリなことが
わかり慌ててラストスパート。 
何とか3時間30分を切れましたが一番楽しめる最後の花道をゆっくり声援に応えながら走れれば尚最高でした。
時期的に連戦続きとなるボストンマラソンですが来年以降も有資格タイムのファーストエントリーで参加できる様に
がんばっていきたいと思います。
走る添乗員® のマラソンツアーレポート
■2016年ボストンマラソンツアーレポート
■日程:4/15(金)発 6日間
■発着地:東京、名古屋、大阪

今年で3回目の企画となるボストンマラソンツアーは全員が有資格エントリーをされた精鋭8名様と応援ご家族の
計10名様プラス私 走る添乗員® で実施いたしました。
あいにくのご事情で2組の方が大会参加を断念されましたが、次の機会また資格記録を獲得し出走できますことを
心より願っております。
今回のメンバーはお一人を除きハートフルマラソンツアーのリピーター様でしたので気心の知れた方々も多くご集合
の時から和やかな雰囲気となりました。
成田から日本航空の直行便にてボストンへ向け出発、定刻より若干遅れて18:30頃にボストンへ到着しました。
4月上旬は悪天候の日が多かった様ですが、回復して今週末から大会の日まで晴天が続く予報です。
この地域は天気の変化が激しく当日まで決して安心はできません。
とりあえず到着日は気温低めで風も冷たかったですが晴れていて良かったです。
ホテルチェックイン後に周辺のレストランやコンビニ等をご案内、みなさん軽い食事をして早めに就寝となりました。
翌日は5kmレースに参加される方やご自身で市内散策とゼッケン受取りに出かける方もいましたので、残りの方々で
ハーバード大学の見学、そして30km過ぎのハートブレイクヒルからフィニッシュ付近までマラソンコースの下見を
いたしました。 その後EXPO会場に立ち寄ってゼッケンを受取り、ショッピングタイムをとりました。
今年は会場がとても混雑している様に感じました。 オフィシャルグッズエリアは欲しい物を買ったら直ぐに移動して
いくため驚くほどの混雑ではありませんが、他の物販ブースでは通路が狭く通り抜けることができない所がいくつも
ありました。 時間帯を変えれば多少異なることとは思いますが、やはり絶対的なスペース不足か出店数が多過ぎる
と思われます。 他メジャー大会のEXPO会場と比べ天井が低く圧迫感があり、人混みにもまれてゆっくり買い物と
いう感じではありません。
セキュリティに関しては建物に入る際の簡単な荷物検査はありましたが、会場出入口付近や会場内も警備員は
少なく厳重さはあまり感じられませんでした。
午後はまた観光へ出かける方もいましたが時差で眠くなる時間帯。部屋で小休止されていた方も多かった様でした。
夕刻前に5km程の調整ランをボストンコモンとチャールズリバーを望む遊歩道、そして当日の完走シーンをイメージ
しながらフィニッシュゲートまでコースを実走いたしました。
フィニッシュゲート付近は朝から夕刻まで記念撮影をする多くのランナーで賑わってました。
終日フリータイムとなる翌日も予報通り晴れて観光日和となりました。
みなさんは本番に差し支えのない程度に観光やショッピングを楽しまれた様です。
夜、朝食用のお弁当をお渡しして翌朝の確認をしていただきました。
大会当日の予報は晴れ・最高22℃・スタート10時で12℃。朝6時の気温は10℃位でさほど寒さは感じませんでした。
各ウェーブ毎に大会バスの乗車時間が決められているため同ウェーブのお仲間でスタート会場へ移動いたしました。
昨年はスタート会場到着後や移動中に悪天候へ急変したため、念のためみなさんへは防寒用衣類を持って行く様に
ご案内しました。 幸い今年の天気は変わることなく晴天のままで7時頃から気温が上がってきました。
テントでスタートを待機している時はとてもリラックスできて良かったのですが、整列する頃には15℃を超え乾燥して
いるためか直射日光がジリジリと熱く感じてきました。
暑くタフなレースになることを覚悟し10時にスタート。 走っていると平坦な場所が全くないコースの印象です。
途中かなり苦戦された方もいましたが多くの声援でフィニッシュまで頑張れたとのことでした。
晴天の今年は昨年の倍はいたのではないかと言う位の沿道の応援で、名物ウェルズリー女学校の応援ゾーンも
長かった様に思います。 1マイル前からざわつきを感じ、1km前では完全に黄色い声援が聞こえてきます。
"kiss me free"の応援ボードにしっかり応えてきた方もいらっしゃいました。
苦しみながらも楽しんでツアーの選手みなさんは完走となりました。
夜はチャイナタウンでも味の評価がとても高い人気レストランで美味しいチャイニーズシーフードをいただきました。
今回ボストンで自己ベストを狙うも残念ながら達成できなかった方々は来年のリベンジを誓ったり、また資格記録を
クリアして挑戦したいとの決意も聞くことができました。
現在自己記録の更新を目指して頑張っているランナーの皆様、世界のランナーと共にボストンマラソンの出場を
ぜひ目指してください。
2017年も本年同様に日本航空直行便・フィニッシュから徒歩圏内のホテル宿泊を確約したボストンマラソンツアー
を企画いたしますので、ご参加を希望される方はお早めにご連絡をお願いします。(遅くとも8月末頃までに)
大会エントリーの代行から現地サポートまで 走る添乗員® がお世話いたします。

■2016ボストンマラソンツアーフォトメモリー
2日目にハーバード大学とマラソンコースの下見、EXPO会場へご案内                  ハートブレイクヒルの前にも厳しい坂が…
EXPO会場は各国からの多くの選手で賑わう   先ずはゼッケンと参加記念Tシャツの受取り    ゼッケン受取りにはさほど混雑なし
Tシャツサイズを交換できるのが嬉しい       大会規模の割に会場が狭くやや息苦しい     ゼッケンを受取り気持ちも入ります
土曜日には5kmランやKidsリレーなども開催    夕刻、チャールズリバー沿いの遊歩道等で調整ラン
風情ある街並みには満開の桜も           フィニッシュまでコースを実走してみました     本番もこの笑顔でフィニッシュしましょう
全員見事完走!応援の方も一緒に楽しい一時を過ごしました
世界を笑顔で走ろう!ハートフルマラソンツアー
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